さて、心身ともに疲れて宿へ戻ってきたわたくしですが、

夜はベリーダンスを見に行く予定がございました。

 

わたくしがベリーダンスだなんて、この変態スケベ野郎めと思われるでしょう?

旅に出て2週間、さぞ欲求不満なんだろうと思ったあなた、そうではないのですよ。

 

実はわたくしの友人にベリーダンスを習っている方がおりまして、

以前彼女に連れられて見に行ったベリーダンスがとても良かったのです。

そして今回わたくしがトルコにも行く、という話をしたところ

ベリーダンスはトルコが本場だというではありませんか。

ならば是非見てみよう、という事で探したところ

なかなか良さげなショーを発見しまして、それが今夜なのです。

 

ちなみにベリーダンスは基本的にレストランショーであることが多く、

そうなりますとお値段も割と高め、

更にはわたくしのようなお一人様にはハードル高めとなるのですが、

今夜わたくしが見に行くHODJAPASHAという劇場で行われているショーは手頃なお値段で

ベリーダンス以外にもトルコの民族舞踊なんかも見られ、内容も盛りだくさんでとってもお得!

という訳でオンラインでチケットを購入しました。

28アメリカドル也。




 

ショーの前に夕食を取っておきましょう。

昨日の夜、今日の昼に続きまたまたバルカンロカンタスです。




 

こんな調味料コーナーも完備しておりますので、次回以降はチャレンジしてみなければ。




 

再びガラタ橋を渡り

 




到着しました。

ホジャパシャ文化センターになります。

 




中のロビーでは多数の展示物があったのですが、中でも目を引いたのがこちら。

イスラム神秘主義のスーフィズムのダンス、スーフィーダンスですね。

白い服を着た人たちがクルクル回っている映像をご覧になったことはございませんか?

残念ながら本日の演目にはこのスーフィーダンスはないそうなんですが、

そちらをフィーチャーした演目も違う日には行われているようでした。

日が合えば見てみたかったのですが残念です。




 

さて、中に入りましていざ始まります。




 

トルコの各地方の民族舞踊

 




たとえばこれは黒海地方のものなんだとか。




 

こちらはシャーマンダンス、確かに怪しく呪術的ではありますが

シャーマンがこんな激しく踊るのでしょうか。

呪術のイメージが。。




 

そしてベリーダンスはこちら男性のソロのものから、

複数の女性が躍るものから、ソロのものまで3演目ございました。

 

ただ、先述した友人が「本場のベリーダンスいいな!」

と羨ましがっておりましたので動画を送ってあげようと、

ずっと撮影していたため、気づいたら写真がございません。

 

こんなことではブロガーの端くれにもなれなそうです。

反省しております。

 

ショーの内容は笑いが随所に散りばめられていて、非常に楽しめました。

笑いは言葉を越えるのだ、と実感いたしました。

 




さて、大満足のショーを楽しんだところで宿に戻りましょう。

 

夜のガラタ橋を歩いていると、おっさん2人組に声をかけられました。

歩きつつ、少し話をします。

なんでも日本に昔住んだことがあって、日本が大好きなんだとか。

そうですか、それはそれは、、、

え?僕の家ですか?埼玉ですよ。

え?仕事?トラックドライバーですが。

え?飲みに行こう?

 

お断りします

 

あのね、こんなガラタ橋なんてスーパー観光地で

夜いきなり話しかけてくるやつを信用なんてするわけないでしょう?

しかししつこかったですね、酒飲めないとか疲れてるとかいくら言っても

「いいからいいから。ファンタでも飲んでなよ」

と。本気でうざかったです。

 

多分これは、こうして外国人と親しくなったと見せかけて、

仲間のバーに連れていき高額の請求をするパターンのやつです。

トルコではこの手の詐欺が多いんだそうです。

わたくしがそんな事すら調べていないと思ったのですか?

甘いのですよ、このくそ詐欺師が。

失せやがれ。

 




ローマもそうだったのですが、やはり一大観光地はこのような奴がわんさかいます。


そしてわたくしは本日体調が優れず、ようやく少し回復してショーを満喫し、

ようやくイスタンブールを楽しめる気持ちになってきたところだったので、

何だかそれをすべてぶち壊しにされた気がして、心底嫌でした。

何ならこの後にもう1組声かけてきましたからね。

くたばれっつーの。

 

そんなこんなで不機嫌なまま宿に帰り、寝ました。

楽しみにしてたんだけどな、イスタンブール。

 

全然楽しくないです。

 

 

つづく