中小企業が苦手な”再現性”あるマネジメント
今日は結果とプロセスのお話です。
ものごとの多くがそうだと思いますが・・・
いい結果が出たときにその再現性(再発確率)を上げることを考えたことが
あると思います。
故野村克也さんの名言で
”勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし”
というのがあります。
勝つときは”不思議”が起こることがあるが、負けは負けるべくして
負けるので”不思議”などないという意味合いなのですが、勝つのが
不思議だとおっしゃっているのではなく、見えないことが後押しすることが
あるのです。つまり、勝ちも負けも再現性が創造できることを意味します。
私たちの正解では
・プロセス検証
・コンピテンシー
などがこの”成功の再現性”を創造するものだと考えます。
勝つ過程
勝つ行動が必ずあるということです。
逆に言うと、負ける過程と負ける行動があるということ。
営業の場面でも
売り上げ目標が達成した、困難な成約ができた
など「いい結果」が随所で生まれます。そのいい結果のプロセス検証を
しっかりして欲しいというお話です。
・有効商談につながるプロセスと行動
・見込みになるプロセスと行動
・提案機会をもらえるプロセスと行動
・受注できるプロセスと行動
これが再現性あるマネジメントのスタートラインです。
再現性の期待できないマネジメントは
成約ができた → 運がよかった、大口顧客のおかげ
などと短絡的な検証で終わったしまうから再現性がないのです。
売れる営業マンは決まってこう言います
「あたりまえのことをやっているだけ」と。
言語化できていないだけで何かしらわかっている発言です。
いかがでしょうか。
営業だけでなく、成果を上げるプロセスと行動、組織で言語化してみては。