こんばんは。

封筒本舗 協同印刷の福井です。


前回の続きになります。


大きな課題


先ずは印刷会社として出来る事を整理してみます。


基本、営業さんと話しをしていましたが、液体と気体、つまり水と空気以外は印刷出来る。

但し、出来る印刷物を印刷しようとすると、あらゆる印刷機械が必要となります。

印刷機械・・・

莫大な資金が必要となります。将来の見込みがある企業や銀行融資もあるでしょうが、

印刷会社に融資してくれる銀行が少なく(実際に弊社担当のS銀行の方に聞きました)、

いえ、殆ど無いと思います。

但し、向こう10年大きな企業と大きな仕事が受注すればもしかしたらあるかもしれません。



融資が受けられないその中で、売り上げをアップするには、営業力を上げる方法となります。

昔ながらの「足で営業」地道に既存のお客様回り+新規営業(見込みのある企業を回る)。

このやり方を今のZ世代の方々に伝えればどうなるでしょう?

「面白そうですね!やってみましょう!」と言うでしょうか?

「そんな無駄な営業って意味あります?」って返ってくるでしょう。

そもそも、足で営業で取れるかどうかわかりませんが、他社さんでしている仕事なら

間違いなく初めは「値段勝負」、「値に合わない内容」となろうかと思います。

やっていないのに、決断が早すぎる!と思われますが、これだけ情報社会になっていれば

簡単に他社さんとの比較を目の前でされてしまうでしょう。


値段勝負も出来ない、これが私が考えうる答えになります。


現在、大きな利益を上げているのはやはり大企業。

大企業の強みは潤沢な資金、豊富な人材。優秀な経営者。


なんか目の前、真っ暗闇って感じですが、我々みたいな小さな会社が生き残るには、


①何処にも無いアイデアを考える⇒特許取得をする

②そのアイデアを商品化する⇒今までしてきた事(印刷)+新しい取り組みを行う(新しい人材は雇えない)

③その商品を販売する⇒幾ら良いアイデア・商品も売れなければ意味が無い、売れる為のアイデアが必要となる


これは今まで以上の努力・経験が必要になります。


ホント、ハードルだらけで、何も手を打たなければハードルも更に高くなります。

だって、同じように思っている印刷会社ばかりですし、他業種(会社)も同じ考えです。


一つの仕事を極める。


非常に大事なことです。けれども時代の流れは止められないし、抗う事も出来ません。


しかし、これらを実行しない限り終焉が来ます。


ニュースでも噂話でも株価が上がって、景気が良い?どこにも、どうみてもそんな感じは見受けられません。


時代を見極め、先見の明を持ち、進んでいくしかありません。



そして成功するかしないか分かりませんが、弊社にも一筋の光が見えて来ました。


2023年2月13日 特許取得。


次回につづく