こんばんは。

封筒本舗 協同印刷の福井です。

印刷会社・・・
基本、依頼されたものを印刷します。
当たり前のお話しです。

しかし、それじゃいかん!
以前にも会社の未来をチャットGPTに聞いたことがありましたが…
電子化により印刷物は減っている!(来る)
印鑑も電子化OK!

請求書も電子化⇒請求書不要
請求書不要⇒送付しない(電子メールでOK)
送付しない⇒封筒不要
封筒不要⇒封筒印刷の依頼が無い(減る)
封筒印刷の依頼が無い⇒売上が下がる

これは弊社だけの問題では無く、同じ様な規模の印刷会社は同じ悩みを抱えています。

他にもスマートフォンの普及により、新聞を読まない家庭が増えており、販売数も減っております。
これはこれで、エコなお話し?かも知れませんが・・・

どれくらい減っていったかと言うと
滋賀県大津市(旧志賀町を除く)を例にすると
(一応、県庁所在地です)
2020年9月での折込部数※日経除く
読売新聞:33,700部
朝日新聞:25,750部
毎日新聞:5,350部
京都新聞:20,550部
産経新聞:3,700部
中日新聞:500部

2020年時点の合計:89,550部

2024年1月での折込部数※日経除く
読売新聞:28,600部
朝日新聞:18,900部
毎日新聞:3,250部
京都新聞:17,800部
産経新聞:2,550部
中日新聞:0部(販売店なし)

2024年1月時点での合計:71,100部

*このデータは折込会社から頂いた部数表の数字です。

増減数:-18,450部
増減率:20%減

新型コロナウイルスの影響も少なからずあると思われますが、一番はスマートフォンの普及が新聞という情報が不要と考える方が多くなったと思います。
特に若年層は新聞を読むことが無いとお聞きします。

逆にご年配世代はスマートフォンでは無く、新聞やテレビでの情報が主となり、年齢層によって広告媒体が代わって行くと思われます


※因みに日経を入れていないのは基本、個人では無く企業が取っておられる可能性が高いので敢えて省いております。

その結果を踏まえての未来と言うかこれからの予想は・・・

新聞購読者が減る⇒折込チラシも減る
折込チラシが減る⇒印刷枚数も減る
印刷枚数が減る⇒費用対効果も悪くなる
費用対効果が悪くなる⇒企業が折込チラシをしない
折込チラシをしない⇒印刷会社の仕事が減る


大きな印刷会社では人員もたくさん抱えており、早めに手を打つことが出来、
新たな企画を考え、実行している印刷会社もありますが、従業員が20名以下のな小さな印刷会社では、現状をこなす事で精一杯で、新しい事業を展開できる資金・人材・アイデアがありません。

そして、数字上での現状維持ではマイナスでしかなく、プラスにする為には独自の売上を立てねばなりません。

それを実行するには大きな課題が立ち塞がります。

次回につづく