イエスの言葉「人は神と富とに兼ね仕えることはできない」の真意、その6 | 浅利幸彦の預言解読講座

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預言書(主に聖書とノストラダムス)を解読して未来を明らかにしていきます。
未来において艱難が起きますが、その前に天使軍団(天使的未来人)による義人救出=携挙、が行われる、と預言されています。

昨日まで説明していたことと関連しているが、イエスの言葉、
「天に宝(富)を蓄えなさい」
について、もう少し考えてみよう。


12:33自分の持ち物を売って、施しなさい。自分のために古びることのない財布をつくり、盗人も近寄らず、虫も食い破らない天に、尽きることのない宝をたくわえなさい。

(ルカによる福音書)


イエスが「天に富を蓄えなさい」と言ったのは、
地上天国=天使王国の実現化の為にあなたの財産を使いなさい=天使の目的実現の為に協力しなさい
という意味で言ったのである。

これは、
あなたがどんなに大金持ちになって地上で栄華を極めたとしても、それは僅か数十年間のことである。
それは永遠に比べれば一瞬のことで、死ねば儚い夢と消えてしまう。
どんな人間でも(地球人だけでは)病気と老化、死の呪縛からは逃げられない。
しかし、あなたの財産を天使の地球復帰の為に使えば、あなたは天使により義人と認められて永遠の命を得られるだろう

という忠告である。

これを「天に富を蓄えなさい」と少し象徴的に言ったのである。

これに関連している言葉、というか、この言葉の謎を解く言葉がある。


2:23そしてわたしは、あなたがたひとりびとりのわざに応じて報いよう。

22:12「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。

(ヨハネの黙示録)


ここでイエスは「各自のしわざ、行いに応じて報いよう」と言ったが、
この「行い」というのは、
地球人の常識や法的見地からみた行い」という意味ではない。
天使から見ての行い、各自が天使に対して行った行い、仕業」という意味である。

つまり、
「天使にとって役に立つことをした者=天使の地球復帰の為に協力してくれた者は救済するが、
天使にとって役に立つことをしなかった者=天使の地球復帰の為に協力しなかった者は救済しない。」
という意味である。

地球人の常識から見て、どんなに立派で素晴らしい慈善事業をしたところで、天使の地球復帰に協力的な行動をしなければ、天使にとっては関係無い行為であり、天使からは義と見なされない。


天使にとって「救済に値する義人」というのは、

「天使の地球復帰に向けて具体的な協力行為をしてくれた者」を指していたのである。


そして、「天使の地球復帰の為に協力する」
という行為ができたのは、預言の真意が明かされた1985年から期限の1999年までの14年間しかなかった。
だから、これができたのは1985年から1999年までの期間に生存していた者だけである。

私は、本来救済すべき者というのは、

この有効期間のうちに天使の為に働いた者、であるべきだ」、と思っていた。
普通に考えればそれが筋、道理である。


間に合わなくなってから=2000年以後になってから、天使の為に何かをしても天使の地球復帰が叶う訳ではない。


だから、1999年の時点で、

「永遠に救済される者と永遠に救済されない者との仕分け=最後の審判」

は済んでしまった、と考えていた。


そして、今回も、

天使の地球復帰の為に自分の財産を投げ打って協力してくれた者はほとんどいなかったので、今回も個人救済=掲挙は中止になってしまった」、
と考えていた。


だから、2000年以後はほとんど活動を止めてしまっていた。
ところが、2012年になってから、急に本を出版したい、しなければならない、という衝動に駆られて、
悪魔的未来人「サタン」の超逆襲、ヒカルランド刊
を出版した。

しかし、この本を執筆した時、2012年の2月から3月の時点でも
「個人救済=掲挙はもう無い」
と考えていたので、この本でもそう書いた。
私は「まだ個人救済=掲挙がある」ということに対しては、なかなか踏み切れなかった。躊躇があったのである。

やはり、それは、
「それでは筋が通らないのではないか?
天使の地球復帰の可能性が無くなってから、行動しても遅い。
そういう者を救ってあげる義理は無い。
それ程甘くは無いのではないか?」
という気持ちが強かったからだ。


今回は駄目だったが、それでも有効期限のうちに協力してくれた者がいたら、その者を見捨てるのは可哀相だから、せめてその者だけでも引き取ってあげよう」
というのが掲挙である、と考えていたのである。


しかし、その後、徐々にではあるが

「いや、まだこれから掲挙は予定されているのではないか?」
と考えるようになり、それは確信へと変わっていった。


そして、聖書とノストラダムスの預言解釈や天体現象(天のしるし)、ヨベルの年などを総合して、
掲挙は2016年の3月から6月までに予定されている
という結論に至った。

そして、去年の8月にこのブログを開設し、途中3ヶ月間の中断はあったが、約1年間ほぼ毎日このブログを更新している。
とにかく、言葉が浮かんでくるので、吐き出さないと落ち着かないのである。
ということは、「天使は予定期間に予定通りに掲挙を行う気でいる
としか考えられない。

天使が全く掲挙を行う気が無かったら、私にこんなに言葉を送ってはこないだろう。
私がこのブログを書き続けている、ということ自体が「掲挙はこれから予定されている」
という証拠である。


では、今回の場合、つまり、全体救済が駄目になって、個人救済しかできなくなった場合において、イエスの言葉、


6:19あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また、盗人らが押し入って盗み出すような地上に、宝をたくわえてはならない。
6:20むしろ自分のため、虫も食わず、さびもつかず、また、盗人らが押し入って盗み出すこともない天に、宝をたくわえなさい。
(マタイによる福音書)


を考えてみよう。
地球人の時代は2016年の6月で終わる。
2016年の7月になったら悪魔軍団の地球人征服戦略が発動されて、疫病がばら撒かれて大飢饉が誘発されていく。
この地球は阿鼻叫喚の地獄と化す。
人々は食糧の供給を絶たれ、バタバタと死んでいくだろう。
確かに、金持ちは食糧を蓄えたシェルターに避難すれば、貧乏人よりは生き延びられる可能性は高い。
しかし、数ヶ月間生き延びて、悪魔軍団の降臨を見られたとしても、悪魔の奴隷にされるしかその後生き延びていく手段はない。
2016年までの贅沢な生活は二度と味わえない。
つまり、どんな金持ちであっても、今の贅沢な生活ができるのはあと2年足らずしかない。
地上に富を蓄えても無駄なのである。
地上に貯め込んだ富や財産は全て、2年後には盗人(悪魔軍団)に盗まれてしまうのである。
救済される為には、盗人が押し入って来る前に家(地球)から脱出するしかない。
これが解れば、この言葉、
の意味も解るだろう。

「地上に富を蓄えないで、天に富を蓄えなさい」

という言葉が実感として理解できるのではないだろうか。


この言葉は、1985年から1999年までの期間中の人達に向けて話した、

とも解釈できるが、

1999年から2015年までの人達に向けて話した、
とも解釈できる。

天使が「まだ、これから掲挙を予定している」
と考えれば、この言葉は、「まだ有効である」と言える。