2022年12月 私は中度異形成(一部病変がCIN2-3へ進行中)という状態で円錐切除手術に踏み切りました

 

 

術後の病理検査の結果では高度異形成(CIN3)が確定

 

 

そして病変の断端部(体から切り離された部分)は側方部・深部ともに陰性という結果でした。

 

 

2023年2月 円錐切除手術から約2か月がたってからの子宮頸がん検診でASC-US診断

 

 

地獄に落とされました。

 

 

もう終わった。そんな絶望の気持ちでいました。

 

 

 

「術後でまた患部がしっかり安定していない部分もあるので

 評価が困難なところもあったかと思います。」

 

 

「よくありますから。」

 

 

「しっかり病院に通っていただければ絶対大丈夫ですよ」

 

 

「そんなに心配しないでくださいね。」

 

 

 

医師にたくさん励ましていただいて迎えた3か月後の病院の再診結果。

 

 

2023年6月に受けました。

 

 

 

正直2023年3月~6月の3か月間、生きた心地がしませんでした。

 

 

 

いろんなことを考えました。

 

 

 

また再発したらどうなるんだろうとか、子供産めなくなるのかな、とか。

 

 

 

不安なことを考えたら止まらなくて。

 

 

 

通常は子宮頸がん検診は推奨は1年に1回ですが、区の検診は2年に1回くらいと思います。

 

 

 

私のように円錐切除手術をした人間は、術後の検診は半年間くらいは3か月に1回、

 

 

その後半年に1回くらいと期間を空けていきます。

 

 

 

今回は術後直後の検診だったので3か月おきで行われました。

 

 

 

通常通り病院に行き、細胞診を行います。

 

 

 

「傷口部分はきれいになっていますよ」

 

 

 

前回の検査結果(ASC-US)だったので、今回も膣部に酢酸を塗布して様子を見てもらいました。

 

 

 

「先生、色変わっていますか・・・・?」

「やばそうです・・・?」

 

 

 

 

「いや、酢酸かけてみた感じは問題なさそうですよ。」

 

 

「まあ人の目ではわからないんですけどね、細胞レベルなので」

 

 

「でもがんになっているのであれば見た目で分かるので、〇〇さんの場合は大丈夫ですからね」

 

 

 

そして綿棒で細胞診をしました。

 

 

 

約その1週間後に再度病院に行き、結果を聞くことに。

 

 

 

 

本当に生きた心地がしなかったです。

 

 

もう絶望していました。

 

 

最悪のケース(再発)を言われる覚悟をして病院へ。

 

 

本当に緊張していました。。。。。

 

 

そして

 

 

子宮頸がん再検の結果は・・・・

 

 

 

 

「〇〇さん(私の名前)、よかったですね」

 

 

 

「陰性ですよ」

 

 

 

 

言われた瞬間 泣きそうになりました。

 

 

人生で一番 言われてうれしかった言葉かもしれません(笑)

 

 

 

 

どんな何よりも私が必要としていたこと、それが陰性判定です。

 

 

 

こんなにがん検診で振り回されて、心もボロボロになったけど、

本当に本当に本当に

 

 

ホッとしました。

 

 

色んな人に相談乗ってもらったり、

 

 

辛い気持ちを吐露してしまったり、

 

 

色々ありましたが、円錐切除手術をしてから半年たってようやく

 

 

「陰性(NILM)」

 

 

この診断を頂けたのは本当に何にも代えがたい人生の出来事でした。

 

 

親身になってくださった先生方含め、色々と本当にありがとうございました。

 

 

 

「では次は半年後にまた病院にきてくださいね」

 

 

 

「え、半年後ですか?」

 

 

 

「そうですね、術後2年くらいたつまでは半年に1度の検査をお願いしています」

 

 

 

 

「再発のリスクはまだあるんですか?」

 

 

 

「そうですね、もちろん、〇〇さん(私の名前)の場合は

 

ハイリスクに感染していたので、一度感染しており、体に残っている可能性もゼロではないので、

 

低いですが再発の可能性はあります」

 

 

「でも、根気よく病院にちゃんと通ってもらうことが何より大事ですので」

 

 

「お大事にしてくださいね」

 

 

 

リスクはあるということは頭の中で理解しています。

 

 

そのリスクを背負って今後生活していく必要があると。

 

 

でも何よりも「陰性(NILM)」と言われた瞬間、

 

 

手術も、通院も、薬の服用も、色々と頑張ってきて本当に良かったと

 

 

ようやく肩の力が抜けた気がしました。

 

 

「では半年後の予約を取ってから今日の診察は終わりになります」

 

 

 

私は小躍りしながら病院を後にしました。

 

 

 

 

そして、半年後の子宮頸がん検診の結果は・・・・

 

 

↓6月の子宮頸がん検診の検査内容

 これで諸々で3,000円くらいだったかな。

 保険適用になると安いよね。ありがたい限り。