自分ですらよくわかんない事はだいたい他人もよく分かってないのかも知れないと最近思う。


前までは、自分だけ分かってないのかなって思う事もあったけど、


詐欺被害の多さとか、不条理な話とか見るにつけ、


あれ?誰も何にもたいして分かってないのかもな


と思うようになった。


もし、それを前から分かっていたのなら、もっと賢く立ち回れたかもなという事も沢山あったと思う。


人間なんて、らららららららーらー

なんだよ。きっと。


興味の場所が違うだけで、知識量としてはそんなに大差ないのかもしれないと思う。

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最近の世の中は見るにたえないなと思う。


入ってくる情報が画一的なのは、SNSとかAIとかのさじ加減なのかもしれない。

トレンドに上がるのだって、誰かの匙加減だし、人々の意見だってそんな感じ。

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さとりっていう妖怪のことを思い出して、


あれ?どんな話だったかな?と思う。


印象だけ、

さとりは、人間の心の中の声が聞こえる妖怪で、最終的に知らないでいい事まで知ってしまい、たえられなくなってしんでしまう。


みたいな。


実際のさとりの伝承は違うかもだけど、そんな話をどこかで読んだ記憶がある。


便利そうに見えて、他人の心の中を不用意に知ってはいけないんだなとその時に思った気がする。


でも、心の中なんて知る由もないねと思ってたけど、

今はどうでしょうか。

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全知全能ならこの世界を正しく導く事ができるのだろうか。

でも、全知全能なら、この愚かな人たちを別に善くしようなんて思わないか。


全知全能に近い人が何を幸せと考えるかによって世界は動くかね。

それで人々が幸せになるとはぜんぜんかぎんないよね。


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人間の脳には本能と理性をそれぞれ司る部分があるから、

思ってる事は相当何かしらに偏っている。

そんなバランスを失ってる言葉が溢れ出て目に触れていて、それにいちいち一喜一憂する世界はどう考えても馬鹿げている。


もっと脳とか、言語とか、感情とか、原理とかを理論的に捉えて世界を見た方がいいんじゃないかね。

知らんけど。