幼稚園の学芸会を見に行った。
年少さんだった去年はボーッと立っている。たまに鈴を鳴らす。
息子が急に脱走しない為に先生が舞台横に待機している。(他にこんなクラスなかった)
という感じ。
本人にとっては相当重荷だった様で、本番までに家で学芸会の話をすれば意識がボンヤリ。。目が死んで、ほんとに「無」。そのくせ怖い夢でも見るのか夜泣きして起きたり。とにかく顔に「学芸会が嫌です」と書いてあるような日々だった。今ならあからさますぎて笑えるぜと言えるけど、当時は壇上で発狂するんじゃないかとすら思って気が気でない催しだった。
ところが今年は自ら学芸会の話題をふり、素敵な歌を歌ってみせるので、去年を知っていた私は凄くびっくりして本番でもないのに泣いて喜んだ。それを見て息子は調子に乗って何度も歌ってくれた。大飛躍だと思ったし、こりゃきっと期待できる。本番も号泣してしまうに違いないと思った。
息子は誰から教わったのか「バッチリキメるぜ」と頼もしい事を言ってみんなの列に出撃した。今年はイケる!と確信した。ところがどっこいそうは問屋がおろさないのが息子だった。
簡単な踊りをやって、なんとか歌のポジションにチェンジしたまではまあ良かったのだが、横一列全員で手を繋いでただ歌う場面で、何だか切羽詰まった表情でモゾモゾし始めた。
トイレは行きたくなるのを想定してわりと近い時間に済ませたのに、緊張して溜まりが早かったのかもしれない。周りの父兄の中でも「アレ、あの子おしっこじゃないか?」ってザワザワし始めた。モゾモゾも嫌だけど動きが止まるのも「やったのか!?」とヒヤヒヤする。
私は今年も泣くどころか「とにかく早く終わらせてください」とひたすら祈った。
園行事に参加すると息子の出来なさでがっかりすることが多かった。家で個人を見てるとただ面白い奴なのだけど、クラスに入ると出し抜けに歌ったり、先生の方をちっとも見ないでグダグダして鉛筆をかじったり。それを見てしまうとやっぱりどうしても気持ちが萎えてしまう。
自分のやり方はやっぱり駄目なのか?とか、息子の良さを見つけるのを辞めてしまう。
息子は家でいつもと変わらないのに、勝手に追い詰められた母が急におこりんぼになってしまうから、息子はかえって困ってしまう。
おこりんぼを自覚して嫌な母だとしょんぼりすると、息子が情けない顔でとてもすまなそうに「ごめんなさい」ってあやまってきたりする。違うんだよ息子。息子は全然あやまんなくったっていいのにと思う。
そして息子にあやまる。大人のいうことなんか聞かなくたっていい時もあるんだよ。っていうとフーンと言う。息子はいつでもお母さん大好きという。
発達障害の父母会を辞めたのは、父母会参加後、自分に同じ現象が起こりがちだと気付いたからでもある。
きっと子供を比べてるのではない。自分の子育てを比べて自信を失って暴走してるんだと思ったのだ。自身で勝手に追い詰められるくらいなら辞めようと思ったのだ。
さて、今年の学芸会は、それでも収穫があった。学芸会の内容は散々だったが、息子はとにかくよく友達や先生から声をかけられた。息子は挨拶されても友達のことを見ているような見てないような素っ気ない感じで親としては「そんなんじゃ嫌われちゃう」ってヤキモキするのに、それでもみんな「おはよー!息子くん!」「あ!息子くんだ!」と手を取って連れて行こうとしてくれる。上級生も別なクラスの先生も「息子くん見たよ!」って笑顔で声をかけてもらっている。
もしかしたら幼稚園児だからまだみんな優しいのかもしれないけど、子供の社会は捨てたもんじゃないし、息子自身なにか得を持っているのかもしれないと感じた。(守りたくなるオーラとか)
息子の持ってるものをまだ信じてもいいよね。
本番で駄目だった歌を家で普通にうたってくれた。
多分人混みのザワザワが息子の脳をかき乱すんだ。苦手をあらためて確認できるのも良いことだ。
ほんとにあのモゾモゾときたら。必ずネタを作ってくれる男。それが息子だ。
年少さんだった去年はボーッと立っている。たまに鈴を鳴らす。
息子が急に脱走しない為に先生が舞台横に待機している。(他にこんなクラスなかった)
という感じ。
本人にとっては相当重荷だった様で、本番までに家で学芸会の話をすれば意識がボンヤリ。。目が死んで、ほんとに「無」。そのくせ怖い夢でも見るのか夜泣きして起きたり。とにかく顔に「学芸会が嫌です」と書いてあるような日々だった。今ならあからさますぎて笑えるぜと言えるけど、当時は壇上で発狂するんじゃないかとすら思って気が気でない催しだった。
ところが今年は自ら学芸会の話題をふり、素敵な歌を歌ってみせるので、去年を知っていた私は凄くびっくりして本番でもないのに泣いて喜んだ。それを見て息子は調子に乗って何度も歌ってくれた。大飛躍だと思ったし、こりゃきっと期待できる。本番も号泣してしまうに違いないと思った。
息子は誰から教わったのか「バッチリキメるぜ」と頼もしい事を言ってみんなの列に出撃した。今年はイケる!と確信した。ところがどっこいそうは問屋がおろさないのが息子だった。
簡単な踊りをやって、なんとか歌のポジションにチェンジしたまではまあ良かったのだが、横一列全員で手を繋いでただ歌う場面で、何だか切羽詰まった表情でモゾモゾし始めた。
トイレは行きたくなるのを想定してわりと近い時間に済ませたのに、緊張して溜まりが早かったのかもしれない。周りの父兄の中でも「アレ、あの子おしっこじゃないか?」ってザワザワし始めた。モゾモゾも嫌だけど動きが止まるのも「やったのか!?」とヒヤヒヤする。
私は今年も泣くどころか「とにかく早く終わらせてください」とひたすら祈った。
園行事に参加すると息子の出来なさでがっかりすることが多かった。家で個人を見てるとただ面白い奴なのだけど、クラスに入ると出し抜けに歌ったり、先生の方をちっとも見ないでグダグダして鉛筆をかじったり。それを見てしまうとやっぱりどうしても気持ちが萎えてしまう。
自分のやり方はやっぱり駄目なのか?とか、息子の良さを見つけるのを辞めてしまう。
息子は家でいつもと変わらないのに、勝手に追い詰められた母が急におこりんぼになってしまうから、息子はかえって困ってしまう。
おこりんぼを自覚して嫌な母だとしょんぼりすると、息子が情けない顔でとてもすまなそうに「ごめんなさい」ってあやまってきたりする。違うんだよ息子。息子は全然あやまんなくったっていいのにと思う。
そして息子にあやまる。大人のいうことなんか聞かなくたっていい時もあるんだよ。っていうとフーンと言う。息子はいつでもお母さん大好きという。
発達障害の父母会を辞めたのは、父母会参加後、自分に同じ現象が起こりがちだと気付いたからでもある。
きっと子供を比べてるのではない。自分の子育てを比べて自信を失って暴走してるんだと思ったのだ。自身で勝手に追い詰められるくらいなら辞めようと思ったのだ。
さて、今年の学芸会は、それでも収穫があった。学芸会の内容は散々だったが、息子はとにかくよく友達や先生から声をかけられた。息子は挨拶されても友達のことを見ているような見てないような素っ気ない感じで親としては「そんなんじゃ嫌われちゃう」ってヤキモキするのに、それでもみんな「おはよー!息子くん!」「あ!息子くんだ!」と手を取って連れて行こうとしてくれる。上級生も別なクラスの先生も「息子くん見たよ!」って笑顔で声をかけてもらっている。
もしかしたら幼稚園児だからまだみんな優しいのかもしれないけど、子供の社会は捨てたもんじゃないし、息子自身なにか得を持っているのかもしれないと感じた。(守りたくなるオーラとか)
息子の持ってるものをまだ信じてもいいよね。
本番で駄目だった歌を家で普通にうたってくれた。
多分人混みのザワザワが息子の脳をかき乱すんだ。苦手をあらためて確認できるのも良いことだ。
ほんとにあのモゾモゾときたら。必ずネタを作ってくれる男。それが息子だ。