【講演会】手続きだけなの?「96条」~安倍改憲政権の狙い | 国連・憲法問題研究会ブログ

【講演会】手続きだけなの?「96条」~安倍改憲政権の狙い

国連・憲法問題研究会講演会 
手続きだけなの?「96条」~安倍改憲政権の狙い

(仮)

講師
内田雅敏さん(弁護士)


日時
2013年6月13日(木)午後6時半~9時


会場
文京シビックセンター5階会議室A
(後楽園駅・春日駅・水道橋駅)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html


参加費 800円(会員500円)


国連・憲法問題研究会
連絡先 東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア
TEL・FAX 03-6273-7233
http://www.winterpalace.net/kkmk/
peaceberryjam@gmail.com



手続きだけなの?96条~安倍改憲政権の狙い

■昨年12月、逆政権交代で成立した第二次安倍政権は高支持率を背景に軍事費増額、沖縄への基地押しつけ、「4・28政府式典」、集団的自衛行使、愛国心教育強化、閣僚靖国参拝、TPP,原発再稼働など、個人より国家を優先する「安倍カラー」の政策を進めています。
 その中で安倍政権が最重視し、7月参院選挙の争点にしようとしているのが改憲です。憲法改正手続きを定めた憲法96条を「改正」し、改正発議の要件を国会議員の3分の2から過半数に変えようとしています。安倍は3分の1よりも少し多い国会議員の反対で憲法を変えられない現行規定を変えて、国会議員過半数の賛成で改憲発議ができるようにすることが「国民が憲法を取り戻す」ことだと主張しています。
 自民党は昨年4月27日、党憲法改正草案を公表しています。草案には、天皇元首化、国防軍創設、「公の秩序・公共」のための人権制限などが盛り込まれ、自民党は天賦人権説は間違いだと主張しています。「96条改憲」の意味と狙いを考えます。


内田雅敏さん うちだまさとし。弁護士。1945年生まれ。戦後補償裁判、立川反戦ビラ裁判などの弁護で活動。 著書に「『戦後補償』を考える」(講談社現代新書)「戦後の〈思考〉-人権・憲法・戦後補償」(れんが書房新社)「憲法第九条の復権」(樹花舎)「乗っ取り弁護士」(筑摩書房)「懲戒除名-非行弁護士を撃て」(太田出版)「敗戦の年に生まれて―ヴェトナム反戦世代の現在」(太田出版)など。