空いてるじゃん! 住まわせてよ!
【転載・転送歓迎】
------------------------
【行動呼びかけ】
【空いてるじゃん! 住まわせてよ! 花畑団地現地ツアー ~住まいのセーフティネットを作ろう~】
趣旨としましては、東京都足立区にある都市再生機構(UR)(旧公団住宅)が管理・運営する花畑団地という巨大団地に1000戸以上も空室があるからとりあえず住まわせてよ!という内容です。
詳細につきましては、アピール文を参照していただき、どうぞご賛同のほどよろしくお願いいたします。
【緊急アピール】
『空いてるじゃん! 住まわせてよ! 花畑団地現地ツアー』緊急アピールと参加賛同の呼びかけ
住まいの貧困に取り組む準備会
2009年に入り、昨年から続く「世界的な不況」により、雇用情勢が一挙に悪化し、派遣社員や期間従業員が違法・無法な解雇や雇い止めにより職を失い、住まいも同時に失うという事態が拡大しています。厚生労働省は昨年12月の報告で、08年10月~09年3月までの間に非正規従業員の雇い止めによる失業者が約8万5千人に上ると発表しましたが、「景気悪化」に歯止めがかからないことからさらに増えることが予想されます。そのうち、住居喪失者は2000人あまりとされていますが、5万人については住まいの状況把握ができていないことからも、さらに多くの方が住む場所を失うことが懸念されます。
この間、国土交通省は昨年12月24日に離職者の居住安定確保に向けた対策で都市再生機構(UR)賃貸住宅の空家の活用を発表しました。しかし、対象物件は、都内では東久留米市のひばりが丘団地のみでそれもわずか9戸、神奈川県と埼玉県を合わせても合計45戸に過ぎません。これでは住まいを失う方への住宅確保(UR住宅の活用によるもの)には到底程遠いと言わざるを得ません。
一方、東京都足立区には都市再生機構(UR)(旧公団住宅)が管理・運営する花畑団地という住宅団地があります。この花畑団地は東武伊勢崎線竹ノ塚駅からバスで約15分ほどの場所にあり、全部で80棟、約2700戸ある巨大団地です。ここはURにより10年前から建替え対象団地に指定され、以来新規入居者の募集が停止され、現在1000戸以上が空室で入居者も高齢者が圧倒的に多い状態です。また、同団地は1千戸以上の住宅を壊す計画が立てられているので、今回の離職者の住宅からも外されています。しかし、これらの空室は、少し清掃さえすればすぐにでも住める部屋なのです。
さらに、URは1千戸以上の取り壊した住棟の跡地については、商業施設の誘致や民間への売却を計画しています。つまり、このままでは現居住者の住まいの権利さえ守られないことが憂慮されます。
夜を寒空の下で過ごすことを余儀なくされる仲間が多くいる一方で、すぐそばにはすぐにでも入居可能な部屋が数多く残され、さらには十分使えるこの住宅を壊そうとしている。こうした無策・無謀による社会資本の不活用が許されていいわけがありません。人の生存がかかっている情勢において、こうした計画を全面的に見直し、空室に緊急一時的に入居させ、住まいの確保を行うことががなによりも優先されるべきです。
世帯主が70歳以上である世帯が半分以上という高齢者の多い花畑団地。この団地の地域コミュニティにとっても、若年層、若年世帯が多数入居することによりソーシャルミックスが達成され、コミュニティの活性化にもつながります。そして団地内の高齢者世帯を対象とした介護などの仕事の掘り起こしについても期待できます。<
BR
私たちは、花畑団地の空室をすぐに開放し、雇い止めによる住居喪失者をはじめ、野宿やファーストフード、ネットカフェでの生活を余儀なくされる住まいの貧困(ハウジングプア)の当事者を直ちに入居させるよう求めます。
また、住まいの公的セーフティネットを少しでも拡充しなければならないにも関わらず、団地住宅の1千戸以上の解体・除却、団地の土地の民間への売却といった営利に走ることは許されず、このような住まいの権利への侵害に対し強く反対します。
------------------------
------------------------
【行動呼びかけ】
【空いてるじゃん! 住まわせてよ! 花畑団地現地ツアー ~住まいのセーフティネットを作ろう~】
趣旨としましては、東京都足立区にある都市再生機構(UR)(旧公団住宅)が管理・運営する花畑団地という巨大団地に1000戸以上も空室があるからとりあえず住まわせてよ!という内容です。
詳細につきましては、アピール文を参照していただき、どうぞご賛同のほどよろしくお願いいたします。
【緊急アピール】
『空いてるじゃん! 住まわせてよ! 花畑団地現地ツアー』緊急アピールと参加賛同の呼びかけ
住まいの貧困に取り組む準備会
2009年に入り、昨年から続く「世界的な不況」により、雇用情勢が一挙に悪化し、派遣社員や期間従業員が違法・無法な解雇や雇い止めにより職を失い、住まいも同時に失うという事態が拡大しています。厚生労働省は昨年12月の報告で、08年10月~09年3月までの間に非正規従業員の雇い止めによる失業者が約8万5千人に上ると発表しましたが、「景気悪化」に歯止めがかからないことからさらに増えることが予想されます。そのうち、住居喪失者は2000人あまりとされていますが、5万人については住まいの状況把握ができていないことからも、さらに多くの方が住む場所を失うことが懸念されます。
この間、国土交通省は昨年12月24日に離職者の居住安定確保に向けた対策で都市再生機構(UR)賃貸住宅の空家の活用を発表しました。しかし、対象物件は、都内では東久留米市のひばりが丘団地のみでそれもわずか9戸、神奈川県と埼玉県を合わせても合計45戸に過ぎません。これでは住まいを失う方への住宅確保(UR住宅の活用によるもの)には到底程遠いと言わざるを得ません。
一方、東京都足立区には都市再生機構(UR)(旧公団住宅)が管理・運営する花畑団地という住宅団地があります。この花畑団地は東武伊勢崎線竹ノ塚駅からバスで約15分ほどの場所にあり、全部で80棟、約2700戸ある巨大団地です。ここはURにより10年前から建替え対象団地に指定され、以来新規入居者の募集が停止され、現在1000戸以上が空室で入居者も高齢者が圧倒的に多い状態です。また、同団地は1千戸以上の住宅を壊す計画が立てられているので、今回の離職者の住宅からも外されています。しかし、これらの空室は、少し清掃さえすればすぐにでも住める部屋なのです。
さらに、URは1千戸以上の取り壊した住棟の跡地については、商業施設の誘致や民間への売却を計画しています。つまり、このままでは現居住者の住まいの権利さえ守られないことが憂慮されます。
夜を寒空の下で過ごすことを余儀なくされる仲間が多くいる一方で、すぐそばにはすぐにでも入居可能な部屋が数多く残され、さらには十分使えるこの住宅を壊そうとしている。こうした無策・無謀による社会資本の不活用が許されていいわけがありません。人の生存がかかっている情勢において、こうした計画を全面的に見直し、空室に緊急一時的に入居させ、住まいの確保を行うことががなによりも優先されるべきです。
世帯主が70歳以上である世帯が半分以上という高齢者の多い花畑団地。この団地の地域コミュニティにとっても、若年層、若年世帯が多数入居することによりソーシャルミックスが達成され、コミュニティの活性化にもつながります。そして団地内の高齢者世帯を対象とした介護などの仕事の掘り起こしについても期待できます。<
BR
私たちは、花畑団地の空室をすぐに開放し、雇い止めによる住居喪失者をはじめ、野宿やファーストフード、ネットカフェでの生活を余儀なくされる住まいの貧困(ハウジングプア)の当事者を直ちに入居させるよう求めます。
また、住まいの公的セーフティネットを少しでも拡充しなければならないにも関わらず、団地住宅の1千戸以上の解体・除却、団地の土地の民間への売却といった営利に走ることは許されず、このような住まいの権利への侵害に対し強く反対します。
------------------------