中学高校と英語成績が２だった
河野の通訳の仕事
（方法、対策、準備、通訳中の気をつけていること）
通訳とても難しいですよね
しかも何度も成功も失敗も経験を繰り返さないと慣れません。
しかし幾つかコツを掴むと途端にスラスラで言葉やノリが出てきます。
先日は彼の通訳をしてきました。
河野一之 Kaz@pedal_junkie
良い時間だった。 友達以外の通訳は絶対にしないけど、する場合はBestを尽くします。 Kaz Thank youってみんな言うけど、僕の方こそ通訳させて頂いてありがとうなのです。英語なんて何にもわからないけど、君が伝えたい事をみん… https://t.co/Vk37Y9fpua
2019年10月25日 23:30
中、高と英語の成績が赤点の１つ上の「２」だった自分
その後留学のため本気で英語に取り組み始めた。
でも初期の英語レベルは「be動詞って何？」でした。
しかし今現在、僕の音楽家としての仕事の中には英語での通訳、翻訳というのがあります。
英語を僕よりも巧みに使われている方は数知れずですが、何か僕にもヒントを出せるのではないかということで今回は記事にしてみます。
一番大事なのは話す人、聞く人両方の立場になる
どれだけ英語に精通し、もはやバイリンガルか？というぐらい英語＆日本語を操れても
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英語を話す方の気持ちになる＝本質的に何を伝えたいのか、 本人が作りたい雰囲気も再現する。
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聞く方の気持ちになる＝何を知りたいのか、いかに楽しく聞けるか。
→英語を話す方の気持ちになる。
例えば管楽器の演奏技術の話をしている最中、息、構え、アンブシュアなど様々なキーワードがでてきますがそれをなぜ彼がそう話しているのか、なぜそのキーワードを使ったのか、また話す順番も理解し本質的に何を伝えたいのかという軸を理解して通訳＝つまり話者の気持ちになって通訳をする。
でないと無味無臭の機械的な通訳になってしまいます。
→聞く方の気持ちになる。
何を求めてこの講義を受けにきたのか、それを大まかにでも理解していないと英語話者は本質を突いていても通訳が脱線してしまい受講者が迷子になります。
→英語話者も受講者にとっても共通なこと。
雰囲気作りといかに楽しく聞けるか、英語で説明をする先生がつくり出したい雰囲気を瞬時に察知しできるだけ同じように模倣する、ある説明をしても雰囲気次第では誤解を招きます。
怒ったような厳しい態度で
いくら褒めても通じませんよね？
これは通訳をする人によっても異なりますが、真面目な空気感というのは時には大事です。
しかし、ふと肩の力が抜けるような楽しい雰囲気や時間は確実に必要です。
学習にはリラックスした環境が必要で、そこに新しい知識を取り入れ脳に定着します。
下準備
おいしい料理にも仕込みが必要なのと同じように、通訳の時間をいかに楽に楽しくするかは準備にかかっています。
１、通訳をする人の喋り方を学ぶ。
例えば前回通訳したRichard Marshall氏の場合Youtubeに彼の肉声が載っています。
２、著書を読む
どのような事をインプットし、アウトプットの際に使用しているか理解する
売り切れていますが
３、専門用語の英訳を知る
音楽家だったら英語の音楽用語が必要ですし、心理学者だったら心のワード、身体的な事に詳しい人なら体の各パーツの名称など専門的な英語は事前に本やネットで調べておくといいです。
以下は英語での音楽用語集
まとめ
どんな仕事でも同じですが、一番大切なのは英語を話す人、聞く人双方の立場になった通訳が必要です。
どうしても自分というフィルターを通して伝えるため「我」がでてしまいがちですが
M氏（英語話者）→通訳→受講者ではなく
通訳（M氏→受講者）
のようにその場を円滑に回す司会者のように、演者を乗せる舞台のようにすると多くの人に喜んでもらえます。つまり簡単に言うと空気を読むです。
英語力に関しては他の素晴らしい英語学習教材をたくさん試して実践をして得ましょう。
何よりも大事なのは
なぜ自分が今この瞬間「通訳」に呼ばれたかを理解し、その役目を果たす事です。
←自分にしかできない強みを理解し、そこへベストを尽くす！
健闘を祈ります！
All the best mates!
Cheers