睡眠の重要さ、90歳まで毎日8時間寝たとして我々は人生の三分の一の時間を眠っている。 | 河野一之のブログ

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睡眠の重要さ

 
子供の頃は家族に
 
「早く寝なさい」
「そろそろ起きなさい」
 
と、寝る時間や起きる時間は家族や社会に合わせて決められていたけれど
大人になると社会には合わせる必要はあるけれど、その程度は自分で決められるようになる。
 
ある人はずっと寝てるし、ある人はまだ眠くないとずっと起きている
朝起きて日課のコーヒーを楽しみつつSNSを覗くと随分深夜に投稿された記事がよく目につく。時差のあるイギリスの友達ではなく日本人の友人、知人。
 
三大欲求のとりわけ睡眠欲、食欲に弱いので心配になるけど、寝られていないか寝に入る時間が遅いのか
 
人生の三分の一を占める「睡眠」
その分とても僕たち人間にとってとても重要なもの
 
睡眠時間や質、寝に入る時間や起きる時間について気をつけてみたら日々のパフォーマンスに関しかなりの向上が見られました。
 
そのことについてぜひ共有をしたいので書いてみます。
 

目次

  1. なぜ睡眠は重要なのか

  2. 効果

  3. いい睡眠のための方法

 
 

1.睡眠の重要さ

 
ショートスリーパーと呼ばれるあまり眠らなくても大丈夫な人を除き、多くの人間は大体8時間ほどの睡眠を必要としています。
 
21時に寝れば5時、22時に寝れば6時、23時に寝れば7時
 
覚醒している時を16時間、人生の約三分の二とすると、そのほかの三分の一を占める睡眠が我々の日々にとってどれだけ重要かは言わずもがなですが、我々は睡眠に関し軽視しがちです。
 
睡眠によって起きている現象は
 

・疲労の回復

・ストレスの減少

・成長ホルモンの分泌(年齢による)や壊れた細胞の修復(お酒による肝臓のダメージや怪我、お肌の回復)

・etc

 
またあまり睡眠時間がとれないことによる問題はガン、ウツ、糖尿病、脳梗塞etcと様々な病気の一因にもなります。
 
嫌な思い出などは眠ることにより薄れたり、練習した内容が脳と身体の神経に定着したり、筋トレによって鍛えた筋肉がより強くなる時間が睡眠によって必要になってきます。
 
 
 

2、効果

 
適切な睡眠をとることによって多くの良い効果が期待できます。
 
例えば
記憶
・司会の練習をした際のセリフや動きが脳と体に定着する
・暗譜に効く
つまり脳が活性化されている
 
運動
・息が吸いやすくなる
・フィンガリングが動きやすい
・長時間の練習がしやすい
肉体疲労も減り、脳からの指示が通りやすくなっている
 
精神面
・創造力が高くなる→演出や司会の原型を作ったり、演奏の案が出てきやすくなる
・気分が明るくなる
・好奇心が湧く
脳と身体のバランスがよくなったことにより心に余裕が生まれる
 
 
 
効果の一部を書き出しましたが、逆に眠りが少なければこれらと逆の事が起きやすくなります。
 
 
・何をやってもなんだか覚えづらい
・身体が重く感じる
・無気力になる
 
対人関係も、普段嫌味に聞こえていた事がしっかり睡眠をとり心に余裕がある状態で聞いたり接していたりすると違った意味合いに感じるなどよりポジティブ=現実に近い状態で接する事ができます。
 
その昔、練習にリハーサル、大学院の課題、日々の生活、プライベートでのストレスにより睡眠不足に陥りました。ストレスと共に
 
・アルコール摂取量も増える
・睡眠不足にも陥る
・疲労が回復する前にまた疲労を与えられる
 
という負の連鎖の結果20代にして痛風も経験しました。
 
また寝不足は判断力を弱らせるので、普段だったらポジティブに解釈できることも余計にネガティブな一言に感じ無用な選択をしてしまったりします。
 
・いつもだったら絶対にしないミス
 
というものが睡眠不足により無意識のうちに起きます。
これは脳と身体の疲労により意識が身体をコントロールできなくなるから起きるのです。
 
 

3、いい睡眠の方法

 
僕が実践していることを箇条書きにしていくのでできる事があったらやってみてください。

 

  • 寝る時間と起きる時間を決める(僕は大体21~22時に寝て8時間後に起きます)

  • 深夜0時より前にできるだけ眠る(この時間を過ぎると8時間寝ても疲れが残ります。)

  • タンパク質多めの朝食をしっかり食べる。(その後のパフォーマンスが改善されます)

  • 筋トレや徒歩の時間を必ず取る。翌朝すっきりしています。(筋トレができない日は少しでも階段を多用するなどなるべく歩く)

  • 口呼吸で寝ているようだったので矯正バンドを使用して眠る。(眠りが深くなるのと朝の口から喉への乾きが激減する)

  • 眠る前と起きた後のスマフォの閲覧をできるだけ減らす

  • 眠る時のスマフォはフライトモード(または電源を切る。)

  • 起きたら部屋中の窓を開け光や空気を入れ替える

  • 入浴は必ずする。(体温が上がり眠るに入りやすくなります。できたら眠る30分から1時間前)。シャワーのみでも桶にお湯を溜め足だけ入れて血行をよくします

  • 夜ご飯は基本的に食べない、食べても炭水化物や濃い味付けのものはできるだけ取らない

  • 飲酒は眠る30分から1時間前には終える(身体が覚醒状態なってしまうため)

  • 枕元にいつでも水を取れるようにしておく(寝起きにガブッと飲むと頭がスッキリします)

  • 眠る前にかならず歯を磨く(これから寝るよという脳への条件付​​​​​​​

  • 夜遅くまで何かをやるより、早く寝て朝早く起きてやる方が生産的になる

 
 
人それぞれ生活のリズムや体質の違いがありますが、食欲と睡眠に関しては多くの人で共通項がありそうです。
上記の事を毎日全てではありませんがバランスよくできるだけ行なっていると
 
・ポジティブ
・クリエイティブ
・パフォーマンスの向上
・決断力の向上
・判断力の向上
・肉体疲労の軽減
・気分の上昇
 
などいろいろな良い事が心や身体に起きました。
矯正バンドに関しては千円もしませんし、上に書いたのはほぼ無料でできることです。
人生における時間に対し三分の一を占める睡眠、少しの工夫と無課金で得られる効果は絶大です。
ぜひお試しください。