§2012年総集編 弐§ | 河野一之のブログ

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こんばんわⅡ、総集編第二弾下半期編です

連続して書いている為こんばんわⅡとなっています

どうでもいいですね!YES!

上半期読んでみなさんいかがでしたか?

たいがい凹んでいたり辛い事がある時って写真も思い出もあんまり残らないから自然とけっこう明るめな日記ができますね

・・・いや、違うな、何言いたいかわかんなくなってきたw

・・・

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よっしゃ、今回の曲いってみよ!



車輪の唄/Bump of Chicken

留学前の一年間、Pと相変わらず遠距離恋愛してて月一ぐらいで東京へ遊びに来てくれていたんだけど、自転車が一台しかなくて”にけつ”して地元をよく走っていました

その時の僕の脳内BGMはこれでした

じゃんじゃかじゃんじゃか良いよね

高校生ぐらいの時から流行りだしたBofC、青春の一つだね~

天体観測とこれしか知らないけどな

では早速

本題へ戻りましょう

§六月§

この月はある意味激動の月です

この時期になってくると英国は既に夜八時、九時までは余裕で明るいです

なので気持ちもかなりルンルンになってきます

あったかいしね、今真冬のど真ん中にいるから結構気持ち憂鬱だけどね・・・

一枚目

はい、来た。運命の城Castel Coch

うちからチャリで三〇分でいけるはずなのに三時間探してようやく発見したけど中への入城はもう閉まっていたという伝説の、因縁の城

上にも書きましたがかなりあったかくなってきたし、リサイタル後授業ほぼ無かったのでサイクリングしまくってます

これも因縁の場所

仏蘭西、アンボイス

初めて

初めて



一五時間移動

途中泊まりとか無し

一五時間ぶっ通しの移動

カーディフ→ドーヴァー→フェリーでフランス、カレイス→パリの西→パリの南、アンボイス

バスで寝るじゃないですか?何回起きてもセンプレバスん中

カーディフを夜七時に出て翌日の昼に到着

あれは俺含めみんなキレてたよ。あれはひどい

んで一回のコンサートでかいた汗の量も今回がNo.1だね

体育館みたいなとこでやったんだけど、中はサウナ状態、外はスコール

死ぬかと思った

曲ごとに水がぶのみしてどうにかね

はい、もうこれはいい思い出にしておこう


これもサイクリング写真

一枚目の城に着くまでにでっかい山を越えなくてはならず二時間かかりました

これは自分史上最強に辛いものでしたが

山を越えた先にあるこのケアフェリ―城はとっても美しかったです

はじめて金払って中も見ちゃいました(汗だくでな)

途中のこんな山の中の緑の道もすっごいトトロちっくで生き返ります

英国では無く、ウェールズに来てよかったって思える場所でした

宮崎駿さんが作品のアイディアの得にいらっしゃったというのも頷けます

そして年度終わりのTuba partyでした

みんな本当に気の良い奴らで大して英語力もない僕も飲んで話聞いてへらへらしてるだけで十分楽しいです

僕の右隣が師匠(BBC WalesのTuba奏者でした)、その更に右隣に渡英して間もないころからよくしてもらってるJake、姉さん女房のフランにいっつも怒られてますw

一番左が英国チューバ界の伝説的奏者の一人スティーブ・サイクスの次男のカートン、彼も素晴らしい演奏者です(やっぱりお父さん怖かったってwだよねw)

六月末に一時帰国を予定していたため少しセンチメンタルになりこの頃からカーディフの町を徒歩で徘徊しながら近所を撮影していました

上がカーディフ城、1900年以上の歴史があるそうです

下はオリンピック前のモニュメント

遂にやってきました一時帰国

待ちに待ったとはいえすごく貴重な体験ができた英国に名残をおしん・・・・・・・




なんて事考えてらんないぐらいP、家族、友人、仲間に会えるのが楽しみで早くいこーぜいえーいと一人で空港で飲んじゃってました

すみませんw

ペローニ超うまかった

帰国前日の寮から成田まではすっごいなんか文字や言葉で言い表せない不思議な時間、感覚でした

なんていったら良いんだろうね

Pと母に成田で会うまでふわふわと夢心地というかなんというか・・・

そして感動の再会と麺一で一年ぶりの麺一を楽しんだ後

母校の金管バンド演奏会を聞きに行きました

デイブ、ボブ、そしてグレアムさんがいて素晴らしいコンサートだった

なんか懐かしい感じでしたね

Bass、チューバの後輩たちもすごい頑張ってた

自分が四年の時の一年生が四年になっててちょっとびびったw

恵まれた環境に居たな

これがなかったら俺はイギリス、そして金管バンドを知らなかっただろうからね


んでPとディズニーシーへAfter 6 pass portとかいうので入城

色々思い出して、超久しぶりのデートで

うん、良かったよ

そ~して

§七月§

まだまだ一時帰国豪遊の回は続きます

海子さんには二回もご一緒させて頂ける機会を作ってもらって本当にこの夏は氏との素晴らしい時間も最高の思い出の一つです

こんな酔っぱらったくそがきの話をマジで聞いてくれるなんて、なんて幸せな時間だったのでしょうか

また来年九月以降、討論また願わくば同じ舞台で同じ音楽へ、金管バンドへ共に挑戦できたらなと思います

そして母にも大感謝です

片親で金も無い中留学させてくれ、さらに一回帰ってきたら頑張って来ただろうと湯河原の温泉へ連れて行ってくれました,本当にやりたい放題させてもらいました


眠すぎて、本当の本当に眠すぎて

「卓球Pとやるって言ったじゃん?あんたやんないの?寝るの?どうすんの?」

の一言に眠すぎてキレてごめんなさい、本当に眠かったです。ごめんなさい、ありがとう母さん

久しぶりの海が嬉しすぎて「寒い!波が高い怖いからヤダ!」とびびっている浮き輪のPを担いでPの足の届かない所まで連れていって超高い波来ちゃってPと浮き輪のひもだけは離すまいとひもとPだけは守りながら波にのまれ2m近い海底に一人で叩き付けられごめんなさい

ガチでPが震えていたので速攻で浜へ戻しましたwww

はい、というわけで七月、スーパーウルトラメガトン日本を満喫しました(このS、
U、メガトンって使うの小学生以来かもしれないw)

話は音楽に戻りまして

この今回の日本帰省、家族以外で一番お世話になったし勉強できる機会を与えて頂いたのはSPB指揮者の関谷さんと奥様みきさんでした

生まれて初めてリハで金管バンド、バンドの指導をさせて頂きあの経験は本当の本当に素晴らしく刺激的なものでした

脳みそズギューーーーンって感じ

今まで怒られ、シバキまわされながら習ってきた事を話し、実践してもらう

それでさぁ、バンドの響きが変わった瞬間のあの感動

ヨーロピアンで総スタンディングオべーションぐらい嬉しかったよ

そういう頂けた仕事終わりに飲み行くべっつって飲み行かせてもらって話す議論も楽しかったし

来秋は海子さん、関谷夫妻と僕で飲めたら尚更たのしそうですよね

夫妻の長男君に会えるのも楽しみだ

§八月§

八月の第一週目まで日本に滞在しコーリーのリハスタート(For British open)の為再渡英

運命の英国留学二年目

住む場所も変え、様々な良かったり悪い変化に慣れながらのスタートとなりました

まず再渡英してからの最初のイベント、それは

Japan vs Korea football game of London Olympic game

でした、人生初のオリンピック

そのゲームが家からチャリで10分のスタジアムで開催される

行くしかないでしょっつって行ってきました

結果は全くよくなかったですが、このような歴史的な場面に観客としてですが居られて良かったです

オリンピック楽しいな!

そしてコーリー2012も再始動です

ボブもデイブが去りフィルとマットが来て新生コーリーとしての活動が始まりました

夏休み明けの最初の勝負

British open

英国中の強豪バンドが集まるこの大会

課題曲もまたすごかった

M.Ellebyのエレクトラ(もうスペル忘れたごめん)

変拍子+超絶表現記号+超広音域

鬼でした

このアーティキレーションが鬼だった

腹筋割れそうだったもん、超ブレスコントロールが必要な曲でした

さらに各Bass,Euphonium section2人づつでのCadenza

あれもまた難しくてね

それを繰り返し繰り返し、いつもあるコンサートの中ずーーーっと練習

§九月§

激闘British open

結果はまたもや僕らが欲しいものではありませんでした、っが素晴らしい奏者に出会ったり初めてのコンテストであったりととっても新鮮でした

素晴らしいホールで素晴らしいチームと経験ができました

そういえば、都合よく自分の誕生日が大学で行われるバーバリアンナイトパーティの日に被ったためめっちゃ楽しめました

上の写真が金管20人ぐらいが二時間で飲んだ量です

油断してると合唱が始まり一気が開始されます

日本人としてっつうかコウノとしてふられたら負けんと思い準備万端で待っていたところ友人がカズ誕生日おめでとーっつってふってくれ一気

そして進行のバンドがなぜか僕が誕生日なのを知ってて「今日誕生日の人がいまーす!かーーーーっず!!」ってなって一気

その後下の写真のクラブに行って飲んで踊って話て意識があるうちに抜け出して帰宅

翌日一部分記憶無し!OK!

こんな観覧車+コーヒーカップみたいのものりました


バンドと自分の楽器洗浄


§十月§

とにかく忙しかった

バンドでドイツ行ったり毎週末コンサートあったりなぜかBb bassやらされたりとしっちゃかめっちゃかでした

わかりますよね?金管バンドのユーフォパートとバリトンパート、ソプラノコルネットとソロコルの違いぐらい全然、でんでん違います

そんなこんなで超激闘、風邪ひきまくりの十月、いってみよ

超演奏会シーズンに突入したヨーロッパ

その中でもビールのうまさ、ソーセージのうまさ

っていうか外食が普通においしいドイツの写真

まぁ、ちょっと疲れ気味か何だか知りませんが大体の写真笑顔過ぎて何か怖いねw

おかしくなってたんだろうか・・・

そして十月と言えば、National Finalsが始まります

その練習の最中バンドの栄光の歴史を撮影


数多くのバナー、盾、杯、賞状すごいっす

これがリハ室にいつもかざられてて偉大な歴史にいつでも触れられます

見たい方はメンバーになるか見学の連絡をどうぞ

練習の合間にも食への探求を忘れません

メルルーサの煮付け(寄生虫入り)

しっかり煮たので全く問題なく食べられましたし味も素晴らしかったです

しかし日本国産ではみたことがありませんでしたが、外国で魚(っていうか何でも)食べるときは色々気を使って食べましょう

気持ち悪い話・・・箸でほぐしているとニョローーンでした

書いていて嫌になりますね

不快感を覚えた方がいらっしゃった場合は英国まで文句を言いに来てください

一緒に飲みに行きましょう

ハロウィンもありました

色々コーリーコンサートもありその中で運営者たちのいきな計らいで僕がプログラムの表紙を飾ることが出来ました

これは一生モノのお宝、思い出です

偉大なバンドの歴史の一部に成れたこと全てに感謝いたします


そして

National Finals


今回も結果はBestなものではなく、Openに引き続き優勝をFoden'sに持って行かれる

日本人奏者がいらっしゃるから本当に祝福している反面やはり所属バンドの優勝も欲しかった

残念な結果ではあるったけれどここでもかけがえのない素晴らしい経験ができた

ダフニスとクロエ二度と吹きたくないぞ☆w

十月も終わりのある日ようやくドイツ遠征後からやられまくっていた風邪が抜ける

健康ってすばらしいなって実感

大学へいき久々に友人に会うと今までどこにいたのと言われる

大学にいたっちゃいたけど忙しすぎて長居はできてなかったからね

珍獣である

§十一月§

とにかくバラエティー豊かに色々あった

バンドコンサートラッシュも相変わらず、大学のイベントもありの盛りだくさん

そして遂にあのコンテストです

まずは大学バンドコンサート後にあったボンドパーティで友達のエイミーと

金管の友達に羨ましがられましたw

続いてコーリーCDレコーディング

またダフクロやってさ、あれホントやだ

二月ぐらいに発売らしいです

ソリスト達素晴らしいしバンドものりのりっすよ!

トラウマ、重曹入れた湯でパスタゆでると中華麺になるらしい

色々みすってトラウマ級のまず飯へ

そして

激突Brass in Concert

何に驚いたかって本当にたくさんの日本人観覧者にお会いしました

二十人弱いたんじゃないかな

OpenやFinalsで全然見なかったからその分更に驚きました

BiC人気なんすかね

母校の先生、原先生にもお会いしたしバンドものりに乗った演奏ができた

ソリスト達もガンガンかまし結果は

優勝!

これによりコーリーバンドの六年連続世界ランキング一位が確定

とにかくこの一勝、待ちに待った勝利でした

しかも二位とのさもガッツリあけぶっちぎりでの優勝

バンドメンバーそれぞれの努力もそうでしょうが、それ以上にソリスト達そしてフィルの執拗なまでの執念のリハーサルと彼の楽曲達の積み重ねがこの勝利を呼び寄せたのだと思います

長かった・・・

五月のヨーロピアンでダイクに敗れ、オープン・ファイナルズとフォーデンスに持って行かれ自分が入ってから世界ランキングを落としてしまった

この思いが強く本当に辛かったです

長い歴史に泥を塗ってしまう事ですからね

でも年度末の大きな大会BiCでこういう結果は取れて、世界ランクも奪取できて本当に良かった

胸を張ってカーディフへ帰れた久しぶりのコンテストでした

大学ではずーーーーっと見たかったFolks in the foyerというイベントがあり、これは大学のエントランスでイギリスの民族音楽(例Cry of the Celt等)で演奏されるコンサートでケルト音楽が大好きな自分、しかし忙しくて全然行けなかったのですがこの日は行けたため相変わらずのパイントグラス持ってみてきました、素晴らしかった

その後コーリーの勝利が新聞に

§十二月§

そして遂に今月です

本当に色んなことがあってまだまだここに書ききれてない事もあるんですがそれは日本に帰った時に飲みながら一緒に話せたらいいなと思います

すでに今ジンが効いてきて酔いはしていないものの胃がかったるいですw

では最終月に入る前に曲をね・・・



まるでもう全てが終わったかのような曲ですが、まだ九か月弱イギリスにおりますw

Dundonnell from Hymn of the Highland/P.Sparke

なんか昔ボブが言ってましたけどこのダンドネル、あるスコットランドの豪族だか貴族の家の名前らしいですね、本当のところはわかりませんが・・・

十二月これも色々あった

あんま覚えてないけど

これは前の日記にも書いてあるから大雑把に書いていきますが

カーディフ大学の金管バンドのお手伝い

ガン吹き、デイブが指揮で彼らと朝方まで飲む

等々二日酔いに苦しめられた月でもありましたw

初めてのミュージカル鑑賞、オペラ座の怪人も行ったね

素晴らしかった

英国で一番小さい街にある超でかい大聖堂で演奏会もした

これはよかった、本当に

寒かったけどね

ロンドンへパスポートの更新の為にはじめて一人旅もした

超楽しかった

飲み過ぎて帰りのバス気持ち悪かった

一人でな!!!!!!!

そして大学もバンドも冬休みに入り今に足ります

またラーメン作ってみたりしたけどダメ、全然満足できなかった

もう麺に対しては心折れた

プロが作ったものをおとなしくしばらく食べる

またいつか再挑戦するね

ではでは


§総評§

2012年、本当に去年に引き続き激動の年となりました

大変だぁ、辛いぃ、もうやだぁなんて言葉も吐いてしまっていましたが

全ては母を筆頭とした家族の援助があり

本当に頭に来ることもお互い多くかなり多くの舌戦もしてきたれどもなんだかんだと今日で七年間僕の彼女でいてくれているP、

たまにFBやメールでやりとりをしてニヤニヤさせてくれる親友、

こんな遠い地に勝手に行ってしまっているのに未だにFB,mixi、メールでもかまってくれる友人、知人の方々

2012年この上なく充実し、学び、闘い幸せでした

この場をお借りしてなんたらかんたらなんて嫌なので帰国したら顔見せに、飲みに、お礼を言いに伺わせていただきます

全ては自分と家族とPの幸せの為に

全ては日本の金管バンドの為に

全てはお世話になった全ての人々の為に

2012年ありがとうございました

2013年、かかってこい

§これから§

まぁまずは大学をちゃんと卒業したいしコーリーと共にイギリス金管バンド界で学ぶ事も数え切れないほどまだまだたくさんある、200年の歴史をたった2年で完璧に理解、習得するなんてはなから思っちゃいない、でも全力で以上二つはやりきる

今帰国後の事も少しづつ考えていて友人の作曲家の子と協力して日本のバンドのためになりそうなことも企画してる

帰国後ぶっちゃけまだよくわからないけどどこかの音楽教室に就職して地道に知名度増やして金管バンド市場の拡大、成長に貢献していきたいとは思う

まずは上のどっかに就職だね

努力の果てにどうにかなりますように

§〆§

ではここまで読んでいただき誠にありがとうございましt

書き始めて6時間

長文、乱文、駄文と僕らしさ全開でやってまいりました

皆様の2012年はいかがでしたか?

来年も頑張り9月以降日本でお会いできるのを楽しみにしています

ではもうぐったりなので今日はこの辺で

メリークリスマス

良い日を






かず