…と言う事で宣言通り(?)新作を更新致します。
まあ、負担はなるべく少なくするつもりですが……不定期更新です。
********************************************
1 プロローグ
2011年9月15日 京都市内
『我々は原発なんて要らなーい!』
「「「「我々は原発なんて要らなーい!」」」」 coach パリ
……道路を挟んだ反対側の歩道で拡声器に続いてスプラッシュコールを上げて行進する56人の一団を横目で見ながら呆れていた。
これが某大物作家が言う反原発運動の実態である。
周りの人達は同調する事も聞き入る事も無く通り過ぎて行く。
(反原発は構わないけど……現実を考えて欲しいな…それと、言うなら案を出せよ、案を)
通り過ぎる一団に心中で言いながらその場を離れた。
いきなり愚痴……と言うか毒舌が入りましたが、私は滝崎正義(たきざきまさよし)20歳。
京都の某大学に通う兵庫の片田舎出身の大学生だ。
専攻は日本の近現代史、特に昭和前期。
資格は……一般車免許と剣道二段。
………まあ、何処にでも居る普通な人間だ。
滝崎
「さてと…ん?」
あと少しで大学…と言うところでふと見た横断歩道。
小さな女の子が渡ろうとしていた……トラックが通ろうとしているのに!?
滝崎
「あ、危ない!」coach カチューシャ
慌て飛び出し、その女の子を救えたのまでは良かった…が……
キキィィィィィィ!!
ドン!
……女の子に気付いて急ブレーキを踏んだトラックに離脱が遅れてもろに当たった。
滝崎
(……しまったな………)
そう思った時、意識は暗転した。
滝崎
「うぅ……うん? ここは……」
漸く意識を覚醒させた滝崎の姿勢には木の天井が見えた。
「おぉ、気が付いたか? 痛い所はあるかね?」
近くに居た医者が気付いて質問してきた。
滝崎
「え、えぇ…少し頭の中がボォーと言うか、ガンガン響くと言うか…」
医者
「そうか…いやー、溺れて意識不明で担ぎ込まれて来た時は大変だったな」
滝崎
「………へ?」
……確かトラックに当たった筈なのに…溺れた?
医者
「……憶えていないのかね?」http://www.hjzy66.com/ chanel シューズ
滝崎
「え、えぇ…どうも何かの衝撃で記憶が曖昧に…」
医者
「ふむ…まあ、あり得ない事ではないが……少し様子を見て見るか」
そう言うと医者は踵を返して出ていった。
滝崎
(……どうなっているんだ? 溺れた事もそうだが、この病院の造りといい……まるでタイムスリップしたみたいに…)
そこまで思った時に名札のプレートを見て…驚いた。
滝崎
(滝崎正郎? 正郎(まさろう)って…お祖父ちゃんの名前!?)
自分の名前である正義が祖父の正郎から貰った為、直ぐにわかった。
滝崎
(まさか…お祖父ちゃんに転生!? 何の小説だよ!!)
次号へ
************************************************
ご意見ご感想をお待ちしております。2 好敵手?
1935年4月12日 舞鶴
気が付いたらお祖父ちゃんに転生し、舞鶴の海軍病院に収容されていた滝崎正義。
更にお祖父ちゃんは舞鶴の海軍兵分校の生徒……正義が知っている限り祖父正郎は海軍軍人、しかも士官ではなかった。
また、舞鶴分校は1944年に海軍機関学校(当時は専門職)を改変して設立されたから、1935年には有り得ない。
他にも見舞いにやって来た同期生達(もちろん覚えはない)の話題を聞く限り、戦艦は加賀型戦艦の加賀土佐の2隻が、空母では天城型空母の天城赤城が存在していた。
その他にも色々と違う箇所があった為、さすがの滝崎もここがパラレルワールドだと結論付けるしかなか