取締役は「リトル社長」になろう | 少数精鋭で堅実な経営

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こんにちは、お元気様です。経済評論家の池田陵介です。

今日から、取締役の職能の向上について、シリーズでお伝えしていきます。



この不景気の中、元気がある会社というのは、経営陣が一丸となって一つの方針に取り組んでいる会社です。

これに対して、重く沈んでいる会社というのは、方針が不明瞭です。

 このような会社は、業績が頭打ちで終わってしまいます。

 アミューズメントパークを例をあげますと、ディズニーリゾートは確かに高級感を前面に出して、

入場料も高く設定し、中の飲食店も結構な値段を取られますが、業績はうなぎ登りです。

 また、浅草にある花やしきは、激安ですがお客さんが絶えない人気のアミューズメントパークです。

これに対して、都内近郊の中料金のパークは苦戦を強いられております。

経営方針を分かりやすくした方が業績はアップしていくことが分かります。

 それでは、経営方針をしっかりと打ち出すにはどうしたらよいのでしょうか?

それは、取締役が社長の心意気を汲み取って社長の分身たる「リトル社長」になることです。

 取締役は、会社の借財の債務保証をする必要はありませんが、社長は会社の借財の連帯保証人になっております。

社長の自宅の土地と建物は会社の借財の担保になっているのです。

会社が倒産した時には、自宅を手放す覚悟ができているのです。

 このような、気風の良い社長のもとで取締役として働けることに感謝して、社長の心意気を十分に汲み取り、

経営陣が一丸となって一つの方針を貫くことで、強い会社になっていくのです。