大阪の『あべのハルカス』で７月２９日から開催されている『奈良 西大寺 展』が９月２４日で終わろうとしています。
この催しでは有料で市川海老蔵さんの音声ガイドが聴けたり、また開催早々の７月３０日には みうらじゅん さんと いとうせいこう さんのトークショーなどもあったようです。
みうら さんと いとう さんは関西テレビが不定期で放送しているローカル番組『新TV見仏記』に出演しているコンビだから、関西の仏像好きには 好い企画だったと想います。 おふたりは全国放送や首都圏の番組でも同じようなことをされているだろうけど。
私は同展に出かけることも考えていたのですが、これらの宝物は西大寺に在ってこそだし、西大寺で拝観するから有難い。 たとえば阿修羅像は国立博物館ではなく興福寺で観るべきなのと同じ、ってことを言い訳に、結局は阿倍野に行かないだろうなあ。
もし行けば、私の「あべのハルカスデビュー」になっていたのですが、おそらく私は あべのハルカスには一度も行かないのではないかな。
ご存知の通り、あべのハルカスは日本一の高さを誇る(?)ビルで、建設中からオープン当初にかけてテレビなどで “高さ” を紹介されていましたが、当時から今までに私の周囲の大阪人で あべのハルカスを話題にする者は居ませんねえ。
私は近代建築物で「日本一高い」とか「大きい」などの規模の話は関西に馴染まず、そんなのは首都圏の領分だと想っていますから、そこには関心が無いのです。 確認したワケではないけど、私の周囲の大阪人も同じ想いではないでしょうか？
何年後かに、あべのハルカスより高いビルが東京に出来るそうだから、早く建って欲しいものです。
ところで、阿倍野ではなく “奈良繋がり” ですが、土日に放送されたフジテレビの『２７時間テレビ』は「にほんのれきし」と題して、面白おかしく日本史を掘り下げる・・・ってことでした。
私は『２７時間テレビ』はほとんど観なくなっている番組なのですが、土曜日の２１時頃からと云う好い時間帯に『飛鳥・奈良時代』を扱っていたので、そこだけ観ました。
バラエティ番組だし、MCがビートたけし さんと村上信五さんだから笑いが基本になるので、学術的要素は期待せずに・・・。
「飛鳥・奈良時代は地味で人気が無い」との前置きから始まり、実際に街で一般人に奈良時代に対する意識調査をしたVTRが流れましたが、「関心が無い」と云う趣旨の回答ばかりで、中には「よく知らないから嫌い」って人も居て、私は「よく知らんのに嫌いになれるんかい！？」と画面にツッコミを入れてしまいました。
私はNHKの大河ドラマは観ないのですが、大河で描かれるのは江戸時代から幕末・明治、それに戦国時代などで、一般的にもその時代の人気が高いのは承知していますし、私もその時代に関する書籍を多く読みましたが、他の時代だって関心を寄せますし、就中、飛鳥．奈良時代は大好きですけどねえ。
番組の『飛鳥・奈良時代』のコーナーは途中から『ホンマでっか！？TV』に引き継がれ、「奈良時代が地味」から「奈良県人が地味」に話が替わってしまいましたが、行きがかり上、飛鳥・奈良時代コーナーを最後まで観てしまいました。 まあ、フジのバラエティだから、あんなものでしょう。
ところで、以前はたまに観ていた『ホンまでっか！？TV』を、今では全く観なくなっていたので、随分久しぶりに観ましたが、池田清彦って学者はまだ出ていたのですね。
昨年、沖縄の米軍北部訓練場の工事反対派の過激活動の警戒に応援で派遣されていた大阪府警の機動隊員が反対派に「土人」と発言した、って騒動がありました。
あの時に池田氏はツイッターに「土人とか言われて怒った方がいいよ。大阪人の方が土人だろ。沖縄は独立すべき」と書きました。
池田氏がその後に釈明や撤回などをされたかどうかを私は知りませんが、あの書き込みは「沖縄人は土人だけど、大阪人の方がもっと土人だ」って発言と受け止められます。 まあ、池田氏の真意を斟酌すれば、「沖縄人は土人じゃない。大阪人こそ土人だろ」と受け止められるけど、孰れにしても大阪人はあまり怒らないのではないでしょうか？
それよりも「沖縄は独立すべき」の部分は看過できないから、池田氏がまだテレビに出ていたのに不快感を覚えました。 氏の言論は尊重しても不快感は私の感情ですから。
そんな事があってもフジが池田氏を使い続けるのは、あれが番組内での発言ではないし「言論の自由を護る」とのフジテレビの見識 (？) でもあるのだろうから、非難するつもりなど無いけど、そうであれば、フジは反日発言と等しく愛国発言も護って欲しいもの。
産經新聞と『フジサンケイグループ』を構成するフジテレビですら番組での反日操作を指摘されているくらいだから、TBSやテレ朝なんて既に反日国の情報発信基地と化しているんだろうなあ。
先般、再春館製薬がTBSの情報バラエティ番組のスポンサーから降りたのは番組の偏向が酷すぎるから、・・・などとネットで話題になっていて、私には事の真偽が判りませんが、健全な倫理観の企業がこぞって反日番組から離れ、それに倣う企業がどんどん増える・・・なんて考えただけでも痛快やなあ。 夢想に過ぎないのだけど。
でも本当にそれが趨勢になれば、TBSやテレ朝の番組ではスポンサーの成り手が払底して・・・
「この番組は中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国、ロシア連邦の提供でお送りします」
・・・なんてアナウンスがあり、反日CMばかりが流れ、番組の内容も露骨な反日か、少なくともステマ反日が鏤められたものになるのかな？ そんな悍ましく気色悪い番組なんか、健全な精神の日本人は観ないわなあ。
放送局に外資規制はあるけど、外国政府の番組提供はどうなんだろう？ 何れにしても、上記はアホな想像で、非現実的のままであって欲しい。
ところで今はテレビ東京を中心に、日本の文化や職人の技の紹介、それに惹かれる外国人の様子などを伝える番組が多いようで、私もそんな番組は時々観ます。 また、大震災の被災者の冷静で秩序正しい行動や、サッカーの日本人サポーターが応援後のスタンドを綺麗に掃除して帰る姿などが象徴的だけど、日本人の道徳観や倫理観が海外から賞賛されるのも伝えられます。
これらは日本人として大いに誇るべきことだけど、日本人各々が自分の職務や生活態度に真摯であれば、世の中が万事上手く回って行く・・・と信じている油断につけ込んで、不良外来人に日本の健全な精神風土や先達が営営と構築した仕組みが侵されているのに気づかないのも現実。
メディアだけでなく、政界、官界、財界、学会など至る処に反日国の勢力が侵入し増殖しているのに、今も茹で蛙状態の日本。
最近では北朝鮮のミサイル発射や核実験の脅威から国民の目を逸らす為に、加計学園ばかりを扱うメディアや野党などが、反日国の走狗の奸計だとネットでは盛んに指摘されています。
安倍政権の支持率が特に低いのが４０〜５０代の女性だと聞きますが、これはワイドショー番組視聴者の核となる層だから、反日テレビ局の思惑通りでしょう。
話を転じますが、上記ほど深刻ではなく、とても身近な事柄だけど、最近想うのは外国人観光客の特にチャイニーズ団体の行動で、中でも頻繁に見掛けて不快感を覚えるのが彼らの電車に乗降する態度。
我々が電車から降り終えるより先に彼らは乗り込んで来るし、反対に彼らが降車する際は、我々がホームで整然と２列に並んで待っているのに、ダラダラと時間を掛けて雑然と動き、日本人がジッと待っているのを歯牙にも掛けない様子です。 彼らのせいで電車が遅れる事態が増えているかもしれない。
無論、彼らは態とやっているワケでなないのだろうから、日本の鉄道が想定している乗降に要する時間に、彼らを感覚的にでも従わせればいいのです。 パン！パン！パン！と手を叩きながら、大きな声で「Quick、quick、quick」と言ってやれば素直に従う集団もありますから、学習はできないまでも、その場では効果が期待できますが、野蛮人とケンカにならぬようご注意を。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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