会社が小さなうちは1〜10まで
経営者が目が行き届き未然に
トラブルやクレームの芽を摘むことが
出来る気がする
しかしながら会社の規模が大きくなり
社員数も増えお客様の数も増えてくると
経営者だけでは目が行き届かなくなる
そうなると部門別に責任者を任命し
細部まで目を通してもらうようなるのだが
中小零細企業では責任者が
プレイングマネージャーであり直接
現場やお客様対応したりもする
なので当然細部まで目が行き届かなくなり
トラブルやクレームも増していくような
気がしている
表面化するものもあればそうでないもの
大きなものから小さなものまであるが
一つ片付けばまた一つとトラブルやクレーム
は無くならない
当然ながら黙って指をくわえているばかりでなく
色々と仕組みを作って未然に防ぐこともすのだが
その網の目をスルリと抜けるものもあるのだ
これが住宅産業がクレーム産業と言われる
大きな理由と考える
そこで私は日頃より考えているのは
トラブルやクレームは自分が成長する
『チャンス』
と考えている
人によっては日頃は良いことを言っているが
いざトラブルやクレームになったら
逃げ腰になる人もたくさん見てきている
自分に責任が及ぶことを未然に察知して
逃げ腰になる気持ちはわかるが
その能力をトラブルやクレーム発生を
防ぐことに使って欲しいものだ
こちらの言うことを理解してくれないお客さまに
接するときは
「表現力を鍛えるチヤンス」
仕事が重なってきた時には
「同時に数カ所の現場を動かせることが
できるようになるチヤンス」
同僚と意見が合わず変な雰囲気になった時は
「相手を受け入れる力を養うチャンス」
と考えると少しは腹の虫もおさまるかもね
とかく私たちはなるべくならトラブルや
クレームからは逃げたくなるものだが
ここは考えようだ
私も本来ならばいの一番に解決に向けて
シャシャリ出ることが多かったのだが
それでは当人やマネージャーなどが育ちません
当然経営者が出て行って問題解決を図れば
さっさと収まってしまうのだがそれでは
部下の成長は望めなくなる
経営者はもどかしいさを我慢するのに
イライラして胃が痛くなる
日々の仕事や生活で出合う小さなトラブルを
「嫌だな」と感じるか「チヤンスをもらった」
と感じるかで成長に大きな違いが出るはずだ
しかも嫌だと感じて逃げてしまうと
これが不思議なことにまた同じような
トラブルやクレームが来てしまう
「チャンスをもらった!
超ラッキー」
と口に出しすと良い結果になって
丸くおさまることの方が多いのだ
どのような事態に出合っても
「せっかくのチヤンスを
見逃がしたらもったいない」
とある程度経験を積むにつれて
分かってくるのだ
今日も隠れたチヤンスを見逃さずに
頑張っていきましよう
それでは今日はここまで
最後までお読みいただき
ありがとうございました