カサンドラ症候群 | 高機能自閉症???の子供の日常

高機能自閉症???の子供の日常

現状では診断にいたらないが自閉症スペクトラムの要素があるだろう長女について綴ります。普通級、将来的には生計をたてられること、社会的自立が目標。

いつもはただ時間を無為に過ごすネットサーフィンだけど、今日はすごい収穫。

アスペルガーや発達障害(疑い込み)の配偶者を持つ人、もしかしたら発達障害を持つ子供に対しても持つ葛藤、感情、の類型化。
カサンドラ症候群。

カサンドラ症候群
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/カサンドラ症候群

ざっくり言うと、アスペルガーの配偶者に自分の感情を理解してもらえない、理解してもらえないことを周りも信じたり理解してくれないことにより、メンタル不調(感情の起伏や鬱など)を引き起こすと言う話。

まさに自分だとドキッとした。子供の発達障害を気にしてから、夫は軽度重度の程度はあれ間違いなく自閉症スペクトラム的な要素が通常よりかなり高い人間だと思っている。自分がそういう要素を持っていない、あるいは平均より薄い確証はないので、もしかしたら自分もある種の発達障害かも(もし要素があるとしたらADHD寄りだとは思うんですけどね)。

結婚して適当な段階、式が終わってしばらくたった頃か第一子出産して少し後かわからないけど、まあ2年立たないうちに、自分がものすごくテキトーな扱いされることや、心情を慮るというのを旦那が全くできないことに気がついた。それまでは「え?」と思うところはあっても、まぁ後天的にどう接したら良いかを学んだ蓄積によりカバーされていたので、大人しい自分の時間が欲しい人なのだと思っていた。で、そういう猫かぶりモードを夫がやめて以来、なんでこの人は心情を全く理解してくれないのか?と日々悩まされるようになった。
特性があって心情理解が苦手なのは理解するが、せめてたまには猫をかぶれ、と。本人にとってメリットがないから猫かぶりはもうしないんでしょうね。

自閉症、アスペルガーの要素を持つ配偶者へのやるせない思いを持つカサンドラ症候群だが、子供にも似たような感情を持ったこともあったなー。
3歳くらいの頃、なんでそんなに私のことをタダの便利屋にしか考えてくれないのか?という苛立ちと毎日戦っていた。下の子の成長を見て、やっぱり普通とは違うのだろーと理解した。

でも療育のせいか、後天的な環境のせいか、それとも言葉の遅れに比べてはるかに心の問題は軽度であったからか、今では子供に対してそういう感情を持つことは減りました。
旦那については、ホント年々ひどくなってるけど。