ARBB(アラサーバイブラック企業勤め)

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26歳。LG(B)T、飲食雇われ店長として生きる佳苗の日常。
過去の記録。

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同棲中の彼氏は何をやらせても人並み以上そこそこに出来る人だ。

目立った欠点や特技はなく、面白いことは言えない。

 

「この人は私が明日居なくなっても変わらず、生きていけるんだろうなぁ。」

 

という思いが、寂しさの根底である。

2人の仲だけの秘密や、じゃれ合い、支え合う関係に憧れているけれど、

私たちにそれは起きない。

 

もっと人間味が欲しい。

もっと分かりやすい欠点があったらいいのに。

もっと私の物になったらいいのに。

 

 

そう思うことはわがままだろうか。

他の人となら理想の関係は見つかるのだろうか。

私が未熟な人間だからそう思うのか。

何も思いやりがないわけではない。たまにデートもする。

でも彼は「私でなくてもいい。」のだ。

私が泣いていても気が付かない。

大きないびきと歯ぎしりは消えないのに、愚痴の一つも言わない。

 

「誰かに必要とされたい。」と思うことはわがままだろうか。

 

誰かとはこの先も彼ではないのだろう。