※主に弱音なので、スルーしたい方はスルーでお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2週間前に撮ったCTの結果を聞きに、病院へ。

不幸中の幸いで、2回半受けたネダプラチンが効いてかなり溜まっていた腹水は無くなったらしい。そしてリムパーザを開始するには、今しかないと主治医から告げられた。アレルギーが出てこれ以上ネダプラチンは、投与できないとの事。もうプラチナ系の抗がん剤は、私の場合命の危険なので使えない。とても厳しい状況です、と言われた。

それ以上は言われなかったけれど、もしリムパーザが効かない、あるいは効いたとしても何かしらの事情で中断せざるを得ないとなったら、私に受けられる治療はないというニュアンスがビシビシ伝わってきた。隣で聴いていた物事を深刻に考えられない夫は、リムパーザを使えるという事に安心している様子だった(汗)

 

そもそも初回の治療から2年半も経過観察が続けられたのは、TC療法の内のC(カルボプラチン)が私にはとても良く効いていてくれたからだとの事。それも7回目でアレルギーが出て中止。8回予定の投与は、8回目はタキソールだけだった。

 

ネダプラチンはカルボプラチンよりは、アレルギーが出にくいらしく、私の再発治療に選ばれた。最低4回、本当は8回受ける事が望ましいと説明を受けて、再発治療を開始。それが2回半でまさかのアレルギーが出て、中止。

それでもリムパーザを使える事になったことを、もっと嬉しがったり感謝するべきなのかも知れない。でも夫の様にあまり深く考えずに喜ぶ気持ちにはなれない。

 

リムパーザを飲んでいる方々のブログを拝読すると、どうも最初の1週間が辛いらしい。中には吐き気だけでなく、嘔吐してしまった方もいらっしゃる・・・。数週間に1度の抗がん剤治療が台風なら、リムパーザは毎日小雨が降り続いているような感覚だと表現された方も。

また常に口の中がまずい、薄味のものは苦く感じるなどの味覚障害に悩まされている方も。

 

例えリムパーザが私の体質に合って続けられたとしても、生きていたいならずっと飲み続けなければならない。大げさに言うと、もう一生「ああ、今日は体調が良いな」とか「今日食べた○○は美味しかったな」と思える日は、私には来ないのかも知れない。そして毎月高額な薬代を払い続けなければならない。

 

昨晩のテレビで、余命3カ月と宣告を受けたが、好きな登山をしていてそれから10年以上生きたという患者さんが登場していたけれど、今の私みたいに後ろ向きな気持ちではそんな奇跡は起きないだろう。