去年、9月23日お彼岸の日に見た幽霊の話をします。
その日は雨が降っていたため、洗濯ものが乾かず、入会しているフィットネスクラブ内のコインランドリーの乾燥機を利用しようと、夜の23時頃、洗濯物を持って家を出ました。
外は小雨で傘をさすまでもありませんでした
家から徒歩で数分の距離なので
洗濯物を乾燥機に入れて、また家に戻ってきたときです。
雨はいつもまにか段々と強く降ってきました
家の前の道を曲がったときの事です。
写真向こう側から見て、左側の道路脇に
セミロングで真ん中分けの髪型をしている女性が立っていました。
両手になにかトートバックのようなものとコートみたいのを着ていました。
身体も女性にしては大きめです。
なんだか様子が変です
身体全体が青っぽくグレーな感じで
全く生気を感じられません。
生きている感じが全然しないのです
そして、こんなに雨が降っているのに
直立していて微動だにしません。
全く動かないのです
あ!!
これは亡くなっている人だ
そう思い、気づかれたら
取り憑かれる可能性が高いので、
何気なく横を通り過ぎようと思いました。
写真とか撮ろうと思えばとれましたが
霊に、見えてわかるか!!と認識されれば後々大変なことになります
しかし、つい興味が湧いてしまいました。
どんな顔をしてるのだろう??
横を通りすぎるときにチラッと顔をみたら
顔がフラットで
のっぺらぼうでした
ヤバイヤバイ
早足で家に戻りました。
家のハイツの共用部の窓から幽霊が立っていた場所が見えるのですが
家に入る前に恐る恐ると
その窓から覗いてみると
まだ居ました
しかも、こちら側をみていて
雨も激しく降っているのに微動だにしていません。
顔もやはりのっぺらぼうです。
さっきより顔がハッキリ見えました。
ヤバイヤバイ
こんなにハッキリ見えるのはなんだか久しぶりだな
視覚ではっきりと見える幽霊は危険です。
恨みつらみ、不慮の死、この世での未練や後悔など成仏できずに、ネガティブなエネルギーが強いためにはっきりと見えるのです。
1時間後、乾燥機が終わる時間だったので
家を出て、さっきの共用部の窓から確認すると、もうさっきの幽霊はいませんでした。
この事を後日、妻に話すと
「お彼岸だったからじゃない」
と言われました。
言われるまで
その日がお彼岸とは気づきませんでした。
近くにお墓があるので、
そこから来た霊でしょうか。
この日の夜は念入りに用心して
部屋に念入りに結界を張って寝ましたが
何もありませんでした