p.s. I love you... -3ページ目

p.s. I love you...

boku no taisetuna kimi he…。






随分と遠くにやってきたんだな。










なかなか
帰れないぼくは










時々、ふと、










限りなく孤独になって










ぼくの知っている声が
聞きたくなる。











でも










声をきくと










泣きたくなったり










帰りたくなってしまうから










グッと










飲み込んで










ぼくの力になるはずと










信じる。










帰りたい。なんて










言わないよ。










もっと










もっと










ぼくは










強くなるんだ。










そこにいくまでは










どんな困難も










引き受けるよ。









           tsubasa






「いつも、その格好。」










口をいーっと横に広げ










目玉を上向きに
キョロキョロさせながら、
近づいてきて










ぼくの隣に腰かけると










ぼくのまねをして










両膝を肩幅より少し大きく開き、











両膝に両肘をつき










膝の前で手のひらを組む。











組んだ手のひらに










額を近付け











視線を靴の先から










1.5m前に落とす。











ぼくの形が完成すると











横目でにやけながら










チラッとぼくをみる。











「なんだよ。」










ぼくが面倒くさそうに言うと











「なんだよ。」










と、おうむ返しして










クスクスと笑う。











いつも。










なのかな。










いつも。










なのかもな。











いつも。










見られてたんだな。










いつも。










なんだな。










    tsubasa






久しぶりに






湖でボートに乗り








湖面に浮かんでいた。








夕暮れに向かう








空は果物のような色に染まり







かぜもなく







ぼくのボートがつくる







波紋がゆっくりと








広がるだけで








静かだった。







ボートに寝転がり







静かに深く息を吸い込むと








僕ごと








抱きしめられているみたいで








泣き出したくなった。








      tsubasa



心配になると





とまらない。






何をしていても






気になって








落ち着かない。










心配は







ぼくを弱くして







ぼくを試す。









ぼくが選んだほうが









ぼくの道。









心配だけれど








信じて






ひとつ  ひとつ







ぼくは選ぶ。









心配になるほど










ぼくはぼくの心底に






近づき、







イヤというほど







自分の小ささに







気付かされる。










              Tsubasa