こんにちは!
韓国のプチ歴女を目指すちゃん子ですタコ


今日は私が韓国の歴史に
興味をもつことになったきっかけのドラマ

チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~

を紹介します。

ドラマのあらすじ

15世紀 韓国の朝鮮時代に活躍した科学者
장 영실 (チャン・ヨンシル)


奴婢の身分から天を読み解き
時を計った“最高の科学者”へと成長していく

男の生涯を描くヒューマン・サクセスストーリー!

BS-KBSのサイトより
https://www.bs-tbs.co.jp/yonsil/index.html


私ははじめ、このあらすじでは
どんな話かよくわかりませんでした。


まず15世紀の科学者といってもピンとこない。
科学者といったら私の中では白衣着た人
そして何か細かく研究している人というイメージなのですが、

このドラマのチャン・ヨンシル

とにかく功績の幅が広い!



天の観測を行い記録し、
観測を行うための発明を行い、
さらにそこから日食や月食を導きだし、
日時計や水時計をつくり、
よく見れば優秀な火薬を作ったりして、

何でも出来る万能人間!

そして手先がとても器用です。


レオナルド・ダ・ヴィンチも万能人と言われてますが、
昔の天才ってなんでこんなに何でも出来たの
って感じです。


今の科学者は自分の研究(専門)分野がとても
細かく分けられているので、
そういうところは大きく違いますよね。


ちなみにこのチャン・ヨンシル
あの大人気ドラマ「星から来たあなた」に
一瞬出ています。
本当に一瞬だけ笑

韓国の歴史を知らないから人間から見れば
あのシーンは全く意味がわからなかったけど
歴史を勉強すればより楽しめるかも?




ドラマのみどころ

彼は天才的な頭脳を持ち、
緯度計測器や日時計、水時計を作り出していきます。

飛び抜けた頭脳を持ちながら、
発明を行うのに彼は様々な苦難を強いられます。

その理由は大きく分けて、2つ。

彼の身分と朝鮮の制限です。


チャン・ヨンシルの身分は
奴婢
というもの。

わかりやすくいうと奴隷です。

なので奴婢自身に自由はありません。

チャン・ヨンシルが天の観察をして、
発明をしたいと思っても
すぐに取り上げられてしまうのです。

また苦労に苦労を重ね
王様に才能を認められても、
官僚になるには
彼の奴婢という身分が足かせになります。


2つ目、朝鮮の制限とは
隣の大国 明からの圧力と
科学ではなく儒学に重きをおく
李子朝鮮の風潮です。


優秀すぎる故に、
危険視させるチャン・ヨンシルの才能。

これらを乗り越えながら
科学を信じるチャン・ヨンシルの活躍が
このドラマに描かれています。



ドラマから見る李子朝鮮の歴史

これは韓国ドラマなはずなのに、
とにかく明(中国)がたくさん出てきます。

朝鮮と中国ってこんなに
関係が深かったんだと
びっくりしました。

もちろん日本の歴史を語るうえでも
朝鮮半島や中国との関係は欠かせませんが
同じ15世紀でみると比じゃないです。

このドラマを見るまで私は
チャン・ヨンシルさんのことも
よく知らなかったし、
ハングルを作った王様のことも
世界史の授業で少し聞いたことあるぐらい。

私って韓国のこと何も知らなかったんだな
とこのドラマをみて思いました。


李子朝鮮時代は1392年~1910年まで続いた
すごく長い歴史をもつ王朝。
日本でいえば室町時代から明治時代までです。
その間何度政権がかわったか考えれば
どれだけ長いかわかりますね
(ざっと考えるだけでも
室町→戦国→江戸→明治)
江戸時代は長いと思ってたけど、
その倍以上あるというんだからすごいです。


ということは15世紀はじめの李子朝鮮しか
知らないのはもったいない

そう思ってくださった方
ぜひ一緒に韓国の歴史を
勉強しましょう爆笑



ちゃん子クローバー