この時のアイランドは、IEで表示中のサイトごとに異なります
その後、木岡氏の指示に従って体験会が実施されました
ツールバー上のアイコンからiAを起動してログインすると、初めに自分の分身となるアバターを作成できます
(c)SEGA
(右)同じアイランドにいる人どうしでチャットなどが楽しめる
家の中には「マイページ」が表示され、プロフィールを表示させたり、室内をアイテムで飾ったり、オリジナルアイテムを作成することもできます
セガは8日、今月6日に発表したばかりの3Dインターネットブラウザ『インターネットアドベンチャー〔iA〕』(以下、iA)の先行体験会を開きました
最後に参加者同士でセガの公式アイランドに集まり、記念写真を撮影して体験会は終了しました
iAは3Dバーチャル空間の中でアバターによるチャットやコミュニケーションが楽しめるサービスで、ウェブサイト単位で「アイランド」と呼ばれるバーチャル空間を作成できる点が特徴です
ウェブ上の画像をドラッグ&ドロップで張り付けたり、商品などを紹介し、プロモーションツールとして活用することも可能です
木岡氏も初めて渡辺氏から企画の説明を受けたときに衝撃を受け、ぜひ一緒にやりたいと感じたとコメントしました
(中)自分で作成した3Dモデルやテクスチャーを配置することも可能だ
(右)空き地には家が建てられ、室内をアイテムで装飾できる
渡辺氏は本サービスの特徴として「インターネット上で有名ブロガーに直接出会ったり、読者同士でコミュニケーションが取れる」「時間を奪わない」「世界がどんどん豊かになっていくシステムが搭載されている」という3点を上げました
残念ながら体験会では、まだクロースドβ前のサービスのためサーバが落ちるなどのトラブルが多発し、「サービスの体験会というよりは、トラブルの体験会」(木岡氏)といった様相も見られましたが、終始なごやかな雰囲気で進行
渡辺氏は元タイトーで「ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国」で監督を務めた経歴があり、約5年前から温めていたアイディアだったと言います
アバターは顔や髪型、身長、体格などを自由に設定できるなど、かなり本格的なものです
(中)初めてログインした時はアバターを作ろう
デスクトップがそのままバーチャル世界になる、分散的なコミュニティサービスということで、今後どのような進化を遂げていくか楽しみです
対象OSはWindows Vista/XP以上で、IE6,FF14 RMT.0以上のブラウザとなります
チャットだけでなく、コメントを「ミーム」というキャラクターに張り付けて配置したり、他の人が書いたミームを読んでレスをつけることもできます
アバター制作が終了すると、アイランド上にアバターが表示されます
11日からクロースドβが開始され、正式サービスは初夏を予定
ウェブとアイランドが1対1で紐付けされているので、ブロガーやeコマースサイトなどのサイトオーナーが個別にアイランドを作成して、サイトを訪れた人と直接コミュニケーションを取ることができます
基本プレイ無料のアイテム課金を予定しています
あるアイランドにいる時に、IEで別のサイトを表示すると、アイランドもそのサイトにあわせて切り替わります
iAはセガ公式サイトからダウンロードでき、PCにインストールすると、IEツールバーに収納されます
会場には数十名のブロガーが集まり、スタッフの説明を受けながら、発表されたばかりの新サービスをいち早く楽しみました
他人のミームにレスもつけられる
(右)アイランドに出現するモンスターとバトルすればレベルアップできる
一方でサイトのオーナーは、自分のウェブアドレスとシンクロしたアイランドを、自分の好きなように飾ったり、管理、運営できます
こだわりのアバターが作れる
(右)IEで開いているサイトにシンクロしたアイランドにログインする
ユーザーはアイランド上で衣装やアイテムなどを自由に変更したり、「空き地」に自分のハウスを建てて住むことができます
会場では企画・監修を行った立命館大学・映像学部准教授の渡辺修司氏と、ディレクターのセガ・木岡勝利氏がサービスの概要を説明しました
アイランドはデスクトップの壁紙として機能し、他のアプリケーションを起動しながら利用することも可能です
そのため、同一サイトを閲覧しているユーザー同士がお互いの姿を確認でき、一緒にコミュニケーションを取ることができます
MMORPGのように巨大な3Dワールドに数千人がログインして楽しむのではなく、ブログやSNSが3Dでビジュアル化され、アバターで直接コミュニケーションが取れるというイメージでしょうか