90年代売れに売れた「小室ファミリー」

 

そんな小室ファミリーの中でも、

別格の存在でセールスの中心として存在したのは、

カリスマ「安室奈美恵」

付き合っていた「華原朋美」

小室氏自身も在籍した「globe」

 

安室にはR&B系、

華原朋美には良質な

POPソングを提供しておりましたが、

globeは小室氏がその時やりたい

音楽をびっちり詰め込んだという印象

 

1stアルバム「globe」は

TMNがジャングルを通過したような作品でしたが

今回紹介する2nd「FACES PLACES」は、

オルタナ以降を吸収した小室流ロックだったりします。

 

歌詞も相当ぶっ飛んでいます。

■居場所のない感覚

■演じて生きている自分

■汚れてしまった自分

■でも優しい人が好きだったり

 

これらを全面的に押し出しています。

 

globe / Is this love

https://youtu.be/Cd6NvdB8PG0

 

優しさだけじゃ生きていけないでも。。という

誰でも一度は耳にしたフレーズが飛び出す名曲

 

globe / Anytime smokin' cigarette

https://youtu.be/VhsuYZiLjFo

 

キーホルダーを最近付け替えたからね

白い子猫がくたびれてきたから

という怠い冒頭が象徴するようにやさぐれ感全開

 

globe / Can't Stop Fallin' in Love

https://youtu.be/4ctWvVAmQpo

 

踊る君を見て恋がはじまる名曲

 

globeがあんなにも売れた理由は

「小室ファミリーだから」以外にも、

様々な理由ががあると思う

 

①ニルヴァーナ以降の自虐性

②女性を主人公にぶっちゃけたから(ロックしたから)

 

globeは今作以降、急激に

トランス・ハウスに接近することになります。

 

小室氏は70年代のハードロックや

プログレに影響を受けた世代、

おそらく今作が小室氏の

ロック総決算な作品だったハズです