90年代売れに売れた「小室ファミリー」
そんな小室ファミリーの中でも、
別格の存在でセールスの中心として存在したのは、
カリスマ「安室奈美恵」
付き合っていた「華原朋美」
小室氏自身も在籍した「globe」
安室にはR&B系、
華原朋美には良質な
POPソングを提供しておりましたが、
globeは小室氏がその時やりたい
音楽をびっちり詰め込んだという印象
1stアルバム「globe」は
TMNがジャングルを通過したような作品でしたが
今回紹介する2nd「FACES PLACES」は、
オルタナ以降を吸収した小室流ロックだったりします。
歌詞も相当ぶっ飛んでいます。
■居場所のない感覚
■演じて生きている自分
■汚れてしまった自分
■でも優しい人が好きだったり
これらを全面的に押し出しています。
globe / Is this love
優しさだけじゃ生きていけないでも。。という
誰でも一度は耳にしたフレーズが飛び出す名曲
globe / Anytime smokin' cigarette
キーホルダーを最近付け替えたからね
白い子猫がくたびれてきたから
という怠い冒頭が象徴するようにやさぐれ感全開
globe / Can't Stop Fallin' in Love
踊る君を見て恋がはじまる名曲
globeがあんなにも売れた理由は
「小室ファミリーだから」以外にも、
様々な理由ががあると思う
①ニルヴァーナ以降の自虐性
②女性を主人公にぶっちゃけたから(ロックしたから)
globeは今作以降、急激に
トランス・ハウスに接近することになります。
小室氏は70年代のハードロックや
プログレに影響を受けた世代、
おそらく今作が小室氏の
ロック総決算な作品だったハズです