ロック×ファンク×ヒップホップ
ミクスチャーの元祖「レッチリ」

 

ジェーンズ時代には有りえない

デイヴのおちゃらけっぷりww


そんなレッチリのキャリアの中で、
最も異彩を放つアルバムがこちら!!

 

one hot minute

 

 

Warped

https://youtu.be/HIaHmsfmrck

 

イントロのザックリとした

ミニマムなへヴィ―リフ

感想のスペイシーなノイズギター

 

Deep Kick

https://youtu.be/QFnYTrhV008

黙示録のようなダークな曲から、

へヴィ―×ファンキーに転調する1曲

この曲はこんメンバーじゃないと出てこない曲

 

Coffee Shop

https://youtu.be/VItoGeOAk2k

フリーのベースラインが大暴れする曲

 


ギターのジョンフルシアンテが
完全に病んでしまい脱退
⇒ソロはこの世の果ての

ようなダークな世界
ジョンの後釜として加入したのが、
ジェーンズアディクションの
凄腕ギタリストデイヴ・ナヴァロ

レッチリは新ギタリストを探すのに
相当苦労した様子で何十人と
ジャムったりしたそうです

本作、音楽的に

どういう作品かと言うと
ファンク色が薄れ

ヘヴィな質感が強調された作品
時代はヘヴィロック、

ラップロック全盛なので、
時代にはフィットしており
レッチリからヘヴィロックに対する

回答と言ってもあながち

ハズレではないという印象

まあ、レッチリ×ジェーンズアディクションなら
こういうイメージになるよねという音楽

熱心なレッチリファンの中には
「これはない」という人が多いですが、
レッチリもジェーンズアディクションも
好きな私にはとても面白いミクスチャー音楽

前作、ブラウンシュガーセックスマジックで
レッチリは一旦、

自分達の音楽を完成させた
ロックだしヒップホップだし

ファンクだしそしてアコースティックなバラードあり
彼等の後、他ジャンルとのクロスオーバーは
トレンドとなり、実際90年代はヘビーリスナー世代
アーティストによるクロスオーバーの時代でした

ミクスチャーの元祖レッチリが
95年にギタリストの変更なしで
新譜を出していた場合どうなっていたか?!
私は失敗していたと思います(ビジネス的に)

最近よく思うことですが、
売れたバンドって時代の波に
偶然乗れたバンドが多いと思うんです。
そしてその波は1度キリがほとんど。

波が2回、3回きたバンドは、
モンスターバンドとして名声と地位と
ビッグマネーを得るんだと思います

レッチリはミクスチャーの寵児として、
00年初頭の美メロブーム、
2回の波に乗れたバンドです。

90年代は彼等のようなオリジネイターには、
非常に難しい時代だったと思います
自分達のスタイルを貫くと進歩なし
時代に迎合すると商業的と批判を受ける

ギタリストの脱退、交代は
レッチリにとって時代の荒波を乗り越える為に
訪れたチャンスだったのかもしれない

レッチリがヘヴィになった
「だってギタリスト変わったんだもん」
多くのロックファンにとって
レッチリ×ジェーンズアディクションは
どんな音楽になるのか興味津々
レッチリがヘヴィ化する為の最高の言い訳

今作はレッチリ史上、
最高ではないが最もミクスチャーな
作品であることは間違いない