名盤紹介


LUNASEA 1stアルバム LUNASEA

LUNASEA??
ヴィジュアル系?!
河村隆一がボーカルの??

いや、凄いんです
LUNASEA


エピソード◇
hideにスカウトされるまで
ライブハウスのオーディションに全て落ちた。。


何だ?!大した事ないじゃない。。
いやこれが何を意味するか

「既成の音楽をやっていなかった」

勿論、彼らとて人の子
色んなアーティストから影響を受けています。
ですが圧倒的に混沌として得体が知れなかった

まあジャンルつけを無理矢理すると、
日本の80年代インディーシーンに
影響を受けた
ゴスバンドがパンクノリで
演奏しているバンドでしょう

デビッドボウイ好きと
バウハウス好きと
ピストルズ好きと
デッドエンド好きと
ツェッペリン好きが
バンドをやる事そのこと自体が画期的でした

普通ヤンキーはヤンキーで
オタクはオタクで
楽器マニアは楽器マニア同士で
バンドをしますが、
LUNASEAはヤンキーとオタクと
楽器好きが同居し
ベンチャー企業のような

共通意識の高さで
「スタイルや演奏より精神の共有が全て」(SUGIZO)
というスタンスで言葉本来の意味での
ミクスチャーを体現したバンドなんです。

そんな彼らを見つけ出したのが
アートヤンキーhideであったことは
偶然ではないでしょう。

hideは良い意味でLUNASEAには
嫉妬していたハズです


xjapanは色んな意味で
ミクスチャーではないから。。
絶対的な才能、リーダーがいる
メリットもたくさんありますし
xjapanはリーダーがいるほうが

良いバンドです

LUNASEAは元々、
LUNACY(精神異常、狂気)でした。

 



今作でも色んな角度から
”LUNACY”を表現してます。

激しいLUNACY
唐突なLUNACY
静けさの中にあるLUNACY
詩的なLUNACY
ダークなLUNACY

普通のバンドが迷路であれば、
LUNASEAはルービックキューブクラスの
ラビリンス。

そのラビリンスっぷりから、
最後の最後は迷走してしまうんだけども。。

ルーツミュージックである
LUNASEA今後も語ります