こんばんわ

 

今日はタブレットから投稿してみます。

 

小さい生徒さんはよくこんなことに迷ったり困ったりします。

 

 

第1位

 

Time signature(拍子記号)

 

いつも譜読みは心の中で1、2、3、4って数えてするようにって言ってるんですが、

4/4を弾いてて次に6/8になったとき間違えたり拍子取るの混乱します。

 

どうしてでしょう?

 

それは拍子記号をしっかり理解してないからなんです。

或いは教わったの忘れるんですね。

 

4/4って正確にはどういう意味でしょうか?

 

6/8はどうでしょう。

 

答えは:

 

分母の数が示してるのは、「何音符を1拍に数える」という意味です。

分子の数は、「一小節にいくつあるか?」

 

ですから4/4は、

 

4分音符を1拍に数えて、一小節にそれが4つある。

つまり4拍あるので4拍子に取るんですね。

 

 

6/8は、1拍に数えるのは8分音符です。

だからもう4分音符を1拍に数えてはいけないんですね。

 

それなのに4分音符が1拍という観念が強いので迷います。

 

なぜかと言うと小さい子にとって今までは4分のなになにがほとんどの曲でした。

ですから4分音符は1拍と思ってしまうんですね。

 

第2位

 

音程の数え方、と音と音との間に半音がいくつあるかの数え方。

 

これもよく間違える生徒います。

 

例えばドとミの間の音程は何度ですか?

 

答え:それは、ドレミと数えるので3度です。

 

ドとミの間が3度と分かったので、次は長3度か短3度かです。

 

和音はひとつおきの音が3つありますね。

ドミソ

ドとミの間が長3度ならこのドミソの和音はドは別読みハですからハ 長調の和音です。

 

では何が長3度で何が短3度かわからないと和音もわからないと言うことですね。

 

 

ここで半音の数え方が出てくるんです。

 

ドとミの間はドレミと数えて3度でした。

半音の数を数えてください。

いくつありますか?

 

ドを含めて数えたらいけません。

ドが1ではなくて、

レのシャープが1になります。

 

ドから半音一つはレのシャープですね。

レのシャープからレが2つ目。

レからレのシャープが3つ目。

レのシャープからミまで半音4つありました。

 

半音4つ含まれる3度は長3度です。

半音3つ含まれる3度は短3度です。

 

 

音程は名前で数えます。

 

ですから例えばドとソのシャープの音程は5度ですが、半音の数は7つあります。

 

先生どうしてドのシャープをラのフラットにしないんですか?

 

それは同じ場所なのにドのシャープでは5度。

ラのフラットでは6度になってまうんです。

 

和音で困るんです。

 

ド、ミ、ソのシャープ、ならドとミが長3度、ミとソも長3度なので

ハの増3和音、日本語でなんと呼びましたかね?

此方ではC augmented っていいます。

 

もしドとラのフラットだとハの和音でなくなっちゃうんです。

和音はひとつおきの音名でなくてはならないからです。

 

長くなりました。

小さい子は何度も何度も繰り返し教えてしっかり覚えてくれます。