今日はドビュッシーと並びフランスの印象派の作曲家のラヴェルのお話です。
 
ラヴェルは、
 
オーケストレーションの天才とか、
管弦楽の魔術師とか、
スイスの時計職人
とか、名前を頂いているのは有名ですね。
 
1875年にフランの南西部スペインの近くの
シブールというところで生まれました。
 
大戦中は虚弱体質のため、志願したパイロットにはなれず、
トラックの輸送兵として大変危険な目にあわれたそうです。
 
その大戦中最愛の母に死なれ、
それからは3年ほど作曲から遠ざかり、
次第に絶望感が深くなり、
記憶障害や言語障害に悩まされるようになりました。
 
弟たちが脳の障害じゃないかと、
脳を手術したあたりからどんどん病気が悪化して、
ついに62歳で息を引き取りました。
Ravelは生涯独身で過ごしたそうです。
 
ドビュッシーを大変尊敬しておりましたが、
Ravelの作品はソナチネなどの作品を見ても、
古典形式に強く傾いていて、
彼自身も必ずしも印象派ということにこだわっていなかったそうです。
しかしドビュッシーを強く尊敬していたので、
彼の作品には、動き、光、その場の印象的な作品が多いです。
 
 
今日は彼の前奏曲と光と水をコラボさせてみました。
 
 

 

 

ありがとうございました。