こんばんわ。
 
 
年とともに苦労の数も幸せな思いも増えてきてつい感極まることの多い今日この頃。。。。。
 
 
今日は、
 
こんな素敵なコンサートがあるかしら?
 
ってくらい、とーっても素晴らしいひと時を分かち合えることができたコンサートを持つことができした。
 
 
年末のクリスマスも近づいたひと時、
 
1世の皆様方とみんなで泣いてしまいました。
 
 
1世の方々のご苦労は計り知れなかったと思います。
 
まだ移民に対しての対応も遅れていました。
 
捕虜収容所に長くいた方もおいででした。
 
皆さん石橋を叩くようにいろいろ積み上げてきてくださいました。
 
 
日本人はガーデンの仕事をする方が多かったようです。
 
中〇の方はランドリーの方が多いです。
 
韓〇の方はグロサリー、そしてイ〇ドの方はタクシーの運転手さんが多いんです。
 
皆さん親族や友人に語り受け継ぎ職業が定着したんだと思います。
 
 
日本の方は、農場をたくさん持ったりお米を作ったり。。。
 
たくさんの苦労の中で素晴らしい仕事を辛抱強くして来てくださいました。
 
今では若い方が留学されたり当たり前のような顔をして住んでいらっしゃいますが、
 
陰には1世の方の大変なご苦労がありました。
 
 
今日のコンサートは童謡を中心に進めてまいりました。
 
みんなで一緒に歌いながら母を思い出してしまいました。
 
 
母が最後にお世話になったところは認知症の方が多く入所されていました。
 
ある日私が行ったら職員さんが童謡を歌って、
 
皆さんに「一緒に唄いましょう」って声をかけて広間に集っていました。
 
隅にポツンと座ってた母を見つけ、
 
「お母さん一緒に歌おう~」って言って、
 
私ばかり大きな声で思い切り笑顔で歌ったの覚えてます。
 
母は一緒に歌える状態ではありませんでした。
 
 
でも今日の皆さんはまだお元気で、
 
一緒に歌い一緒に泣いてくださいました。
 
やがて荒城の月を弾いたときはもう私もボロボロ。。。
 
そしてサクラ。。。。
 
 
日本の唄って郷愁を誘い、胸に詰まりますね。
 
マイナーが多いからでしょうか。
 
それぞれに皆さんどんなことを思われていたんでしょう。
 
人生の最後の時を異国で過ごす方たち(私もそうなるでしょうが)
 
どんな思いで日本の歌を聴かれたんでしょう。
 
 
あまり悲しい歌ばかりで、あっちもこっちも鼻ずるずるでしたので、
 
明るい曲を挟みクリスマスの歌を歌い最後に「故郷」を大合唱して終わりました。
 
リクエストが多くってとってもソネットって雰囲気になれず、
 
時間も超オーバーソしてしまいソネットは弾きませんでした。
 
 
でもそれから皆さんとたくさんお話したり、
 
笑ったり、大声でしゃべったり(耳が不自由な方も多かったので)
 
もう今は声がカラカラ、、
 
その上心もぽか~~~~~ん。。。
 
という無力状態です。
 
 
ありがたや~~彼がピザを取ってくれました。
 
栄養つけてゆっくり寝よう~ハート
 
 
長々読んでくださってありがとうございました。
 
コンサートでは動画は撮れませんでしたので、
 
家で前に弾いたものを2曲貼らせてください。
 
 
 
 
 
 
 
お聴きくださってありがとうございました。
 
 
イメージ 1