そのまま火をつけると煙がすごいので
空薫してみました。
空薫とは、おこした炭をうずめた香炉の中で
間接的に香りをたたせるものです。
じんわりゆっくり優しく香りが広がります。
専用の香炉は持ってないので家にある厚みのある器(たぶんケーキ屋さんの器)で代用しました。
香炉灰を敷き詰め、火を起こした小さめの炭を灰の中に静かに埋める。少し離れた場所に樹脂を置く。
ウチにあったみやこ灰とみやこ炭を使いました。
そーっと樹脂を置こうとしてたのですが
ピンセットから樹脂が外れてしまい
炭の上にボトッと落としてしまった!
埋もれた樹脂を慌てて引っ張り出す
樹脂も周りも灰だらけ
せっかく灰をきれいにならしてたのに。
大失敗
もういいや、これで。
写真撮りながらって難しい←言い訳
全く美しくない空薫ですが
香りはとても良かったですよ
どちらも穏やかで優しい香り。
ほのかにシトラス系フルーティ
かつ軽くスパイシーさもあり
ちょっぴりカンファー(樟脳)を感じます。
グリーンの方が清涼感強めです。
炭の匂いもあるので、普段から嗅ぎ慣れてる精油の香りとは違う。とてもおもしろい
やはり精油は手軽で便利!!
垂らせばいいもんね。
古代エジプト、バビロニア、ペルシア、ヘブライ、ギリシア、ローマなどの文明において、宗教儀式など日常生活で使われてきたフランキンセンス。
「スピリットを飛翔させる」
「心のお喋りを止め、精神を鎮める」と古い本に書いてありました。
“心のお喋り”素敵な表現ですよね♪
今でも神仏への供物として捧げられている香りです。
寺院ではお香として使わらるキフィの主原料のひとつ。
エジプト人はこの樹脂を炭化させ「コール」という粉末を作り、目元を黒く縁取りました。
フランキンセンスは、穏やかな強壮作用、神経系の緊張・衰弱どちらにもよいとされています。
呼吸を深くするので胸部の緊張を和らげます。
神経系の緊張を伴う気管支炎や喘息などの呼吸器系にもよいとされています。
オマーン産のグリーン・ロイヤルという樹脂
(見た目ピーカンナッツ)
フランキンセンスの中で最高峰のものらしく
医療目的として食用にされたりするのだそうですよ。(そういえば何年も前にNHKで観たような気がする)
水の中で一晩置いて化粧水にするのもよいそうです