暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある

暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある

重力を有する暗黒物質(DkM)は宇宙構造を担う超高密度(1立方糎/千億kg)、原子核融合体(NdF)と同等。太陽の(DkM)は相転位して光輝く暗黒エネルギー(DkE)、地球核の(DkM)は今も火山噴火や地震の(DkE)。(NcF):(DkM)は水素の核融合や原子爆弾の1兆倍のエネルギーを発生する。

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 暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。  p0.

 新たなエネルギーと資源を求めて!地下の(DkE)活用に人類の未来がある。

◎始めに。

 原子爆弾が広島、長崎に投下されて、爆弾:化学反応では有り得ない核エネルギーと放射能の強大さに慄き、終戦(19458月)になった。翌年の旧制中学4年生の頃、北大、中谷宇吉郎教授の雪の結晶の講演の中で、原子爆弾の①原理と②製法の話しを聞いて、強烈な感動と忘れられない記憶を得た。それは、①1gの物質(現在の1円硬貨)がエネルギーに相転移すると9×10の20乗エルグ(erg)、TNT火薬Xトン(失念)、カロリーに換算して石油約2000トンに相当すること。「註;E(エネルギーerg)=m(質量g)×c(光速30万㎞=300億㎝)の二乗。」②原子爆弾の製造法は放射性ウラン1kgを一箇所に集めると核分裂連鎖反応の臨界に達して核爆発するので、鉛の容器に小分けして分割し、爆弾投下

時に一箇所に集める機能を有する爆弾を製造する。中谷教授は原爆投下後も核分裂の連鎖が継続するのではないかと心配されていた。ウラン1kg90%は放射性元素として拡散されたと思われる。中谷教授講演の感動は現在まで継続され、各種素粒子、ビッグバン宇宙、宇宙観測、重力不明の大統一理論、銀河・恒星の輝きなど関心を持って探索していました。

「終戦後、栄養失調で結核を患い、ストマイで生き延びた私の仕事は有機合成化学から始めた医薬研究開発。細菌や循環器系の新薬で長寿社会になったが、体内に潜伏する見えない各種ウイルスとウイルスが介在する新生物:増殖を続ける癌細胞の特効薬は未完成。」

引退して、信州駒ヶ根の在で南,中央アルプスの稜線を眺め、野菜や樹木、雉鳩と遊びながら、太陽の何億年も光輝くエネルギー源は何か?水素の核融合では力不足であると考えていた。或る日気付いたのは;原子の中心核は原子直径の10万分の1、その原子核集合体の密度は(千億kg/立方㎝)。中性子星、クオーク星と呼ばれる超高輝度、超高密度の星の密度(千億kg/立方㎝)と同等である。夜空で光輝く銀河、多数の恒星、太陽は重力を有する超高密度原子核融合体(NcF)=ダークマター(DkM)密度(千億超kg/立方㎝)を保有し、天体表層の臨界重力以下では核分裂を惹起し巨大な核エネルギー、放射性、電磁気力=ダークエネルギー(DkE)を発生して光輝き、大量の放射性各種原子を残留する。そのエネルギーはウランの核分裂の1兆倍、水素の核融合の10兆倍に相当する。恒星(太陽)は残留した各種原子が増量して、漸次赤色巨星化して何億年か後に爆発。中心に中性子星、周囲に星雲、後に惑星、衛星を。地球も宇宙の天体の一つ、核に(DkM)を保有し、火山噴火や地震を起こす(DkE)を活用した発電、地下深部の熱エネルギー利用に人類の未来がある。

 目次。

p1.要旨。

p2.1.宇宙と銀河。銀河の暗黒物質(DkM)は原子核融合体(NcF)

p3.2.銀河の恒星、惑星、衛星の誕生と再生。物質の回収と再生。連鎖:輪廻。

p4.3.地球上の元素の連鎖、宇宙の(DkM)の連鎖。

p5.4.万有引力と超高密度の暗黒物質(DkM)の重力。

p6.5.太陽の組成。輝きは水素の核融合か、(DkM)の相転移(DkE)

p7.6.地球の構造。地震、火山噴火のエネルギーは(DkE)

p8.7.地球深部掘削による地熱:(DkE)の利用と核に(DkM)存在の確認。

p9.8.新たなエネルギーと資源を求めて!地球深部掘削探査は実現できるか? p0。


要旨。                                    

 今も地震や火山噴火を起こすエネルギーは原子爆弾1万個が爆発しても得られない巨大な力が地球の核に秘められている。昔、大陸の移動や海底を山頂に盛り上げた力は今も地球中心核に残存する重力を有する超高密度の(DkM)の質量が相転移したエネルギーである。

 正体不明の(DkM)は宇宙の組成の23%、質量の80%を占める宇宙の構造形成に決定的な役割を担う重力を有する超高密度の物体で、銀河の星々の分布と一致することが観測されている。


暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある-図1宇宙の組成

銀河中心部のバルジから誕生する光り輝く恒星:(DkM)は銀河中心を周回しながら何億年か経過して、漸次,赤色巨星に肥大し、超新星爆発して周囲に惑星状星雲、中心に高輝度の中性子星:クオーク星などと言われている超高密度(1千億~1kg/立方㎝)の星が観測され、銀河には多数の中性子星が観測されている。


暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある-図2恒星(太陽)

輝く恒星が巨星化する理由は?恒星が保持している重力を有する超高密度の(DkM)は恒星表層の臨界重力以下になる部分では質量の相転移で、巨大な核エネルギー、放射性、電磁気力の(DkE)を発生して光り輝き、生成される各種放射性原子は(DkM)の千億倍の体積を残留して肥大化する。

 質量の相転移:エネルギーE=m・c二乗。類似した現象の原子爆弾では、放射性ウラン1kgを一箇所に集めると、核分裂連鎖反応の臨界に達して爆発し核エネルギー、放射性、電磁気力を発生して、放射性元素を残留する。但し,ウラン1立方㎝の質量18.92g(DkM)

1立方㎝の質量100gは相転移エネルギー及び残留原子の量はウランの1兆倍に達する。


暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある-図3質量の相転移

 銀河中心ブラックホール(重力加速度30万㎞/sec以上)では吸引落下した流星の各種原子は圧縮され、核融合の放射を上下に放出しながら、原子直径の十万分の1の原子核融合体(密度1千億超kg/立方㎝)を生成する。銀河バルジからは原子核融合体(NcF)の塊である恒星を誕生する連鎖がある。原子核融合体(NcF)(DkM)に相当する。


暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある-図5天の川銀河

暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある-図6グラショウの蛇


 重力を有する天体は核に(DkM)を保持し、(DkM)の保持量に比例した重力を有する。地球の(DkM)保持量を1dkmとすると太陽は33dkm、月は0.012dkmを保持している。


暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある-地球深部の重力


暗黒物質:ダークマター(DkM)とダークエネルギー(DkE)の正体の実証方法。地下の(DkM)活用に人類の未来がある-図7地球の断面図


 地球の核、中心から半径1300㎞に存在する(DkM)を実証する為に、①地下掘削深度により重力の変化を測定して、深部は重力加速度が急増することを確認する。②核の(DkM)から生成された証拠となる放射性半減期1億年以下の原子を地下深部掘削試料から確認する。③火力、原子力発電に変わる強力な地熱発電を行う為に、既設の温泉、火山地域でない数箇所を、新たな英知で開発した高熱掘削法、高熱媒体、高熱高圧ロボット等を用いて、地下30㎞の掘削計画で発電も行う。④(DkM)から生成される各種放射性原子は超高温高圧の環境条件によって、水素、メタン等の炭化水素、化石燃料と思われていた石油、石炭、重元素の金銀鉄、ウラン等も生成されたとすれば、生成される放射性同位原子を高温、高圧の条件を厳密に制御して、要望する元素資源を生産できる可能性がある。

 地球上の人類は植物や動物を糧に、森林を伐採し石油石炭を多量に消費して急激な繁栄を極め、自然環境を破壊して末期的症状が加速中である。今後も高度生活環境を維持するためには、地球の核の(DkM)の発生する(DkE)と各種原子を資源として利用する技術を、人類の英知を結集した大組織の地下深部掘削プロジェクトを結成して、2050年までに実用化しなくてはならない!地球は宇宙の天体の一つ、地球の核の探索は宇宙を支配する重力と大統一理論の真実を明かす、21世紀の最大の研究テーマである。

1. 宇宙と銀河。銀河の暗黒物質(DkM)は原子核融合体(NcF)。       p2

 宇宙には銀河が5000億、輝く恒星は1020乗も存在すると観察されている。

ハップル宇宙望遠鏡の観測で、2003年、重力によって光を屈折する「重力レンズ効果」で不自然に歪んだ銀河を、50万個の銀河と周辺領域を繰り返し観測して、重力を有する正体不明の暗黒物質(ダークマター)(DkM)の分布を特定し、銀河の分布と重なることを公表した。2008年スバル天体望遠鏡は各銀河と(DkM)の地球からの距離を計測し、約80億光年までの遠方で周囲2.7光年の範囲で、(DkM)の立体構造を明らかにした。

 これらの観測結果は60万個の銀河と、見えない重力を有する暗黒物質(DkM)はきれいに重なり、銀河の大構造を形成する宇宙重力元は(DkM)であることを確かめた。

この観測結果から宇宙全体の物質存在比率はエネルギーに総て換算して暗黒物質(DkM)22%、暗黒エネルギー(DkE)78%、通常の物質(地球上で見られる各種原子)4%に過ぎないことが判明した。『注;物質の存在比率を質量に換算すると、(DkM)80%以上存在する。尚、以前は宇宙の組成は水素75%、ヘリウム25%弱とされ、輝く太陽の組成も水素90%、ヘリウム10%弱とする理論が19世紀初頭から承継されていた。』

 スバル望遠鏡で観測を開始して10年を記念した2009年、250万光年彼方の渦巻銀河「M33」の鮮明な画像を公開、銀河円盤部の中心バルジから星:恒星の生成が盛んな領域が外側に向かって広がる、一つ一つの星が生まれる様子が明らかにされた。

 人類が生存する地球、その太陽系がある天の川銀河は直径10万光年、厚みは中央で15千光年、その中心ブラックホールから半径6千光年の中心核バルジが大きく輝き、その周囲に300光年ほどのリングから恒星が誕生していると観察されている。

 銀河中心のブラックホールからバルジの輝きが強い所に多量に存在する、重力を有する超高密度の(DkM)は秒速30万㎞の光をも飲み込む強力な重力加速度で、宇宙に漂う星屑、別の銀河外周で迷える惑星、星雲など、普通の物質:各種原子をブラックホールに吸引し、超重力場で原子直径の10万分の1の原子核集合体に圧縮、核融合の放射ジェットを噴出しながら、原子体積の1兆分の1に圧縮された原子核融合体(NcF)を生成する。

原子核融合体(NcF)は密度1千億超kg=百兆g/立方㎝の超高密度の物体は重力を有する超高密度の宇宙重力元である暗黒物質(DkM)に相当すると考えられる。

 (DkM)(NcF)は高性能の天体望遠鏡でも実体を観察することは不可能だが、それが多量に存在する銀河中央部、中性子星、恒星など光輝く天体として観測することが出来る。何故なら?(DkM)(NcF)は超重力場の中では安定に存在して重力を及ぼすが、安定重力場が臨界重力以下になった表層部分では質量の相転移を惹起して、強烈な核エネルギー、放射性、電磁気力のダークエネルギー(DkE)を発生し、各種放射性同位原子を残留する。

 質量の相転移エネルギー:Eの計算はE=m(質量g)×c(光速:30万㎞=300億㎝)の二乗。1(日本の1円硬貨)の質量が相転移すると;1g×300億の二乗=9×1020erg。カロリーに換算すると石油約2千トン分のエネルギーに相当する。

 同類の質量の相転移エネルギーでは、原子爆弾は放射性ウラン(密度18,95g/立方㎝)を爆弾投下時に1kg1箇所に集めると、核分裂連鎖反応の臨界を越えて爆発、核エネルギー、放射性、電磁気力を発生して、放射性元素を残留する。

 同じ1立方cmの体積の質量が相転移したエネルギーを比較すると、(DkM)の相転移エネルギーは原子爆弾及び水素の核融合エネルギーの1兆倍。所謂、天文学的!  p2.