この作品、原作ファンは世界中に数えきれない程いる名作。
そして74年には当時の豪華キャストで映画も作られている。
にも関わらず見たくなってしまうのは、やはり原作の素晴らしさと、私にとってはケネスブラナーという監督の魅力から。
そしてもちろん素晴らしい映画でした‼️
本当に本当に素晴らしく。。
一言でいうなら、「とても美しい映画」でした。
もう本当に全てが美しい!
映像が、背景が、色が、演技が、音楽が、物語が、、、
全てが美しい!
そしてそれは監督の撮る視点さえも。
正直、謎解きなんて完全スルーです。
謎解きがないミステリーなんてあるの!?と思いますが、あるんです

まぁここまで有名な作品、今から謎解きも何もないだろう!的な??
そこまで監督が開き直ったかはわかりませんが(~_~;)
でも実際謎解き要素はなかったかなと。
なので、そこを重要視してる人には不向きな映画かもしれません。
ミステリー好きな人には、謎解きのプロセスこそが最重要ポイントと考える人は少なくないでしょうから、、、
きっとそういう人には向かないかなーと思います。
それだったら94年版の方が断然よい。
完璧なるまでのポアロが、これまた完璧に謎を解いて行く様は圧巻です。
でも私はそれこそ原作も読んでいて、94年版も見てるので、そこまで謎解きに重きを置いてません。
なので、それはそれでとても楽しめました。
むしろ、そのプロセスを言葉で推し進めて行く所が逆に面白みを感じました。
ケネスブラナーの綺麗な真っ青な目が、容疑者を決して逃さない。
綺麗すぎる目で、何も心を写さず相手を見据える。
そして淡々と謎を暴き、先へ先へと物語を進めて行く。
そしてその先には。。。
最後の場面は本当に目に鮮やかに美しく。。
容疑者12人が横一列に並んで座ってる絵は、さながら最後の晩餐のようで。
あざといと言えばそうなのでしょうが、それこそが映画の醍醐味です!!
そして真実が映し出された瞬間!
…いや、本当に泣かされちゃったし(゚o゚;;
CMでまさかポアロで泣くとは!みたいな煽りがあって。
そんなシーンあったかな?と思いながら見に行ったのですが、、、
あのシーンがこんなに悲しくなるかなと!もう衝撃ですよ。
これこそ監督の視点の美しさです!
映画らしい本当に素晴らしい作品だったなと思います。
最後の台詞も第2作への伏線ぽくて、ポアロ作品好きにはニヤリとするものでした



