魚座満月
浄化のとき


ことばには
したくなかった この気持ち

奥深くまで 全て
吐き出して 手放そう




去る場所を
嫌いになった訳でなく

ただそこでの
役目を終えただけ

思いがけず優しいことばが
本当に行くの?と
私を 揺さぶる



もう長いこと
この仕事しか 知らない

私に何が できるのか
私はどこへ 行くのだろう

足をつけて 立てる場所が
この先 本当に
見つかるのだろうか



去ることは
見える世界での

あなたとの繋がりを
絶つということ

このまま会うことなく
交わす言葉もなく
離れてしまうのかも しれない



見ないように隠していた
奥深くの 気持ち 

未練  疑念  不安

声に出してはいけないと
戒めていた 気持ち

ずっと生きてきた場所を
手放すときの痛み




今宵  魚座満月
浄化のとき

闇に 光をあて
闇を 光で包むよう


全部 受けとめて
洗いざらい 吐き出して

隠さず全部 向き合って

赦して 手放して 
軽くなる


この痛みは
希望と喜びに変える
 
次の何かに 向かって
ここを 越えて行く



たったひとつだけ

決めている こと
わかっている こと


私と
私を含む全ては

今よりもっと
幸せ に生きていく


その場所を
やっぱり私は 見たいから



ほら もうまた
こんなに軽く なってきた



次の一歩へ
まあるい光に感謝