Billy Joel とTechnics の思い出 | You And The Night And The Music・・・Sometimes Audio^^♪

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Technics RS-M75を購入後のお話である。
 
このカセットデッキを選ぶにあたり、かなりの回数秋葉原に通った。
オーディオ好きの友人と、アンプなどもついでに見て回った。
もっとも、秋葉原は定期券の有効範囲だったので、レコードは石丸だったし
それ以外にも通っていたのだがね。
 
で、デッキ購入からそれほど経たなかったと思うんだが、
同じデザインのTechnics SU-8075と言うアンプが欲しくなった。
かなり欲しくなった。
なんと言うのか、当時から例の工業デザインの素晴らしさと言うものを
どこかで、感じていたのであろう。
他社とは違う、色合い。何と言えば良いのか、、、
そう「石」っぽいのである。これがたまらなかった。
しかし、音はどうなのか?
どこのショップかは忘れてしまったが、丁寧に説明してもらい、じっくり試聴させてもらった。
 
そこで、試聴用に使われていたのが、
 
Billy Joel / The Stranger
 
イメージ 1そう、本日のお題のソレだったのだよ。
正直最初は未知の音楽だったので、「Movin' Out」の
アカカカカカカカ…なんてフレーズのなんじゃこりゃ?
とか思ったのだが、アカカカカカカカ…も何度もきくとさ、
気に入ってくるから不思議なもんだ。
それからバイクの音、口笛…そして「The Stranger」へ繋がって行く…
う~ん、最高!なんてエエアルバムなんだ。
 
当時は、ビートルズのソロとか、カーペンターズ、ABBA、EW&F
なんかを聴いてて、ビリージョエルはとこかのCMソングで耳にした
ような気がする程度だった。
もちろん米国で大ヒットしているなんで、全く知らなかったし。
 
結局、アンプは以前のオーディオ遍歴にも登場していないってことは、
そう、購入していないんだな。
欲しかったのだが、まあいろいろあったのさ(長くなるので理由は割愛)。
 
で、その後石丸で、輸入盤にてビリージョエルは購入してしまった。記憶では1580円だったと思う。
正確な記憶ではないのだが、石丸は大量に在庫(売れ筋ネ)しているものは、スタンドラックに入れて、
安く販売していたような気がするのだが…
 
イメージ 2
それが、コレです。
と、何度目かの買いなおしのCDです。
リマスターが出るたびに買いなおす
ってツワモノもいますが、
さすがにそこまではねぇ…
でも、4回目のCDですね、確か…
 
もともとこのアルバムって音良くなかった
と思うんですよ。
「Movin' out」のハイハットとかシンバルが、バシッバシッと連打されるところとか
潰れた感じでさあ。
 
CDになったら、さぞ迫力がでるのかな
って思ってね。
 
でも、冴えないものばかりで、結局処分しちゃった。
輸入盤で、Mobile FidelityのSA-CDを買ってみたりしたが、コレがまた最悪!
まったく、その為にリマスターされていないような、エッ?SA-CDでこの音?
ってなくらい弱々しい音だったね。
 
そして、今回の2014年7月発売のリマスターCD…
オープニング2曲のヴォーカルの生々しさは、アナログに劣るなあ。
ハイハット、シンバルの音も相変わらずだし
発売は2014だが、はたしていつのリマスター音源なのだろうか?
ありゃ、1977.1998ってあるぞ…
いや~っ…1977はこのアルバムの発売年、って事は1998が元リマスター再発の年?
だとすると、やられた感…ありあり…ショーーーーーーーーック!!
昔持ってたCDと同じってことかあ!?
HMVよ、相変わらずいい加減な仕事してくれるぜ(ほんとココはねぇ…いやこれはまた別の機会に…)! 
なにがリマスターだ?
何?最新とは書いて御座いませんってか?…ムムム、、、
 
…気を取り直して
それともやっぱり、元録音がイマイチって事なのかねぇ…
「Just The Way You Are」あたりになって
ようやくサックスの滑らかさ、アコースティックギターの音色が良い感じと思えた。
あと、低い方はマズマズって感じかな。
それとも、「Movin' Out」に関しては、どう頑張ってもダメなのかもね、録音日や機材が違うとかさ…
いや、わからんケド。
…やっぱ、スティーリーダンみたいなワケには行かないって事なのかね。
うーん、残念。
こりゃ、ハイレゾ音源か30周年CD(ある意味ワシには30執念だな)買って見るっかないかな…
 
それにしても、この(音質の)アルバムを試聴用って、やっぱ改めてどうよ?って気がするな…
だから購入に至らなかった…んなこたぁ無い…いろいろあったんだよ…
 
なんか、こんな事をつらつらと書くと、あれ?あんたアナログスキーじゃねえの?
なんて、思われるムキもあるかと思うんだが、
いや、アナログのマスターが悪いとCDリマスターで明らかに改善される音源もありますもんね。
どっちも使いこなし(聴きこなしって言う?)でしょう。
 
さて、この「Stranger」は、東海岸系AORの超名盤でありますよ。
なかなか、AOR、ライトメロウに東海岸物はありませんので、大変貴重でござるよ。
音楽好きな(音質に拘らない)アナタは絶対に所有していないと、墓場で笑われます。
ちなみに、これ900円ほどで尼とかHで購入出来るので
生きているウチに、とっとと買っときましょう。
そして、いずれ私と墓場で、ムーヴィングアウトのハイハットの音がネェ・・・
などと、語り合いたいもんです。
 
…ちなみにTechnics SU-8075を購入していたら…
ワシのオーディオライフ、音楽人生(なぜか漢字)は全く変わっていただろうな。
それがまたオモロイんだな、ライフイズワンダフル!!ってこった。
 
じゃ、またね~ん。
 
KKD_FM
 
追伸
 
そういえば、カセットテープで、テクニクス?ナショナルのオングロームだったかオングストロームだったか
水銀蒸着のなんか凄いテープがあったよね。
持ってないけど…
 
と、以前紹介の
ドゥービーブラザーズのサウスバウンドの録音は凄いことになってるな。
バスドラは別に専属でキックするやつかいるんじゃないかってな位
ドッカンドッカンくる音だな。
インディアンの太鼓だよこりゃ(そんな音聴いた事ないケド)。