さて今日は

 

裕子の死を知った鈴愛は

深いショックを受けたようだ

幼い頃聴力を失った時より

何千倍も

 

鈴愛は岐阜に帰ってきた

 

実家はいいね

みんなで心配してくれる

晴さんもお父ちゃんも

鈴愛が立ち直るまで

優しくそっと見守ってくれる

ブッチャーも菜生ちゃんも

鈴愛を励まそうと一生懸命だ

ふるさとはいつも暖かい

 

東京に残った

やっと自分の気持ちに気が付いたんだね

ずっと鈴愛を待ってたんだって

遅いっちゃー遅いけど

素直になれてよかった

オバサンは小さく拍手してしまう

 

鈴愛は律の実家に行って

和子さんの霊前に手を合わせる

そして弥一おじさんと

貴美香先生と話しをする

そこで弥一おじさん

和子さんの死を乗り越えたわけではない

悲しみとともに生きている

いつだって涙がでる

でも生きていればいいことだってある

死んでしまった人たちが

いなくなったわけやない

ここにおる

という話を聞く

 

そして

貴美香先生

私らは生と死のはざまに生きてる

ほいでやがて死ぬ

今は生きている

それだけ

生まれることも死ぬことも特別なことではない

生まれることがめでたくて

死ぬことが悲しいってのは

乱暴なような気さえする

って話をきいた

 

鈴愛は二人の言葉に裕子の死を受け止める決心ができたみたいだ

 

そして

鈴愛は裕子に会いに行く

裕子の遺骨を抱きしめて

涙する

 

そんなこんなの今日でした

 

今日のメインは弥一おじさんと貴美香先生の話だよね

死と向き合うという時

どう考えたらいいのか悩んだ時

弥一おじさんの言葉

貴美香先生の言葉を

私も思い出したいと思う

大事な人を失った時

簡単にはこの言葉通りには思えないかもしれないけど

この言葉を忘れないようにしよう

 

今日もいい話でした

明日もがんばれ

鈴愛!!