今日はカナダのホームステイについてご紹介します!
まず、語学学校の先生に言われたのは、
「カナダのホームステイの9割はビジネス」
ということです………
この記事を最後まで見ればその意味がわかると思います。
ホームステイというものに夢を見てカナダにて渡航した私ですが、私自身3家族ものホームステイを経験しました。
やはりそのお家によってハウスルールも全然違います。
ですが基本的にはカナダのホームステイでは
・自分の部屋はベースメントという半地下
・洗濯は週に一回
・入浴に時間制限がある(もちろんシャワーのみ)
・朝ごはんは自分で準備
・友達は家に呼べない
・ファミリーがネイティヴではない
これが一般的なのかなって感じです。
それでは私の体験談について。
【1軒目】
![カナダ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/364.png)
感想 ★★☆☆☆ (星2つ)
①入り口は自分専用
一見すると「自分専用?!すごいじゃん!」ってなりますよね。
でもその入り口は家の裏側にあって逆の言い方をすると、
ホストファミリーと同じ入り口は使用禁止
ってことです。
異常なまでの疎外感。結構悲しかったです。笑
②朝ごはんは自分で準備
「キッチンに食材あるから自分で食べてね〜」
とは言われたもののあるものはパンかシリアル
おかずとかありません。普通にお腹空きます。
それに、キッチンで使えるものはトースターとティファールのポットのみ。
火を使う家具の使用は禁止だったので本当にパンとシリアルしか選択肢がありませんでした。
しかも朝はマザーが起きるより私が学校に行く方が早くて、
リビングに鍵がかかってるのでイスやテーブルにつけず立ち食い………
ランチにおいてはたまに用意されてなかったりとかなり適当。
とある日のランチ。食べかけとかではないです。開けた瞬間の衝撃……
かなり辛い時間でした。笑
③夕飯はファミリーと一緒
夕飯はファミリーと常に一緒に食べました。
このご家族は夕食の時間を大切にしているので、
夕食中の電子機器の使用は禁止でした。
その分、ネイティヴのファミリーと話す時間がきちんと確保されていたので楽しかったです。
「今日は学校で何をしたの?」とか「日本ではどうなの?」とか色々聞いてくれます。
夕飯が不要な時は事前に連絡してね〜って感じでした。
(申し訳なくてなかなか不要とは言えなかったけど。笑)
でもカナディアンの料理、正直日本人からすると頂けないです…
味が淡白すぎますし、「この組み合わせ?!」みたいなことが多かったです。
水餃子 + トマトソース + サワークリーム
とか
おにぎり(中にパプリカとふりかけ)
とか、食に関して一番辛かったですかね…
④いつでも洗濯可能
週に一回しか選択できないのが一般的なので、これはかなり珍しいです。
自分でしたい時にしてねって感じでした。
自分で洗濯→自分で乾燥機にかける
なので洗濯に関しては困らなかったです。
⑤お風呂に関して制限なし
これまたかなり珍しいです。
自分専用のプライベートバスだったのですが、
何時に入っても、何分間シャワーを出しても問題なかったです。
もちろん湯船などあるわけなくシャワーのみですが…
⑥家がかなり古め
立地的に古い家が立ち並ぶロケーションだったので歩くだけで床がかなり軋みます
私の部屋はベースメントという半地下にあったのですが、ファミリーが上で歩くだけでものすごい軋んだので、常にビクッとしました。
なのでファミリーたちが寝静まるまでこちらも寝れず。
精神的にしんどかったです。
【2軒目】
![カナダ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/364.png)
感想 ★★★☆☆ (星3つ)
①入り口は共用
前回とは違ってファミリーと同じ入り口でした。
なので私が帰ってきた時やどこかへ出かける時など常に会話がうまれコミュニケーションがとりやすかったです。
それにこちらのお家の入り口はアラーム付き
扉を開け閉めするとピピッ!と音がなります。
(カナダではよくあるシステム)
②朝ごはんは自分で準備
こちらは前回と同様、朝食は自分で準備します。
ですが、このお家では朝ごはんはもちろん座って食べれましたし、
・ワッフル
・パン
・シリアル
・ヨーグルト
から好きなものを選んで食べれました。
(ワッフルが美味しくて毎日食べていました)
③夕食はファミリーと一緒
このご家族も夕食は一緒にとるのがルールでした。
マザーがあまり話さない性格だったので話が盛り上がらず沈黙ってことが多かったですが…
また、夕食が不要な場合は夕方の17時までにマザーに連絡する決まりもありました。
ランチは大体前日の夜ごはんの残りものですが、
「フィリピン系のマザーのご飯は美味しい」
とよく言われるくらいなので何も問題なかったです。
唯一理解できなかったのは、
お好み焼きの具がサーモンとニンジンとレタスでソース無しってことくらいですかね。笑
④洗濯は週に一回
これ、かなりしんどかったです。
洗濯は週末のいつかにマザーがしてくれるのですが、マザーの気分によって金曜になったり土曜になったり日曜になったりとかなりルーズ…
この日かなーと予測して計算して服を着たりめんどくさいの一言です。
また読みが外れて洗濯に出し損ねた時の絶望感…
なんせ次の洗濯はまた1週間後ですもん。
⑤お風呂の制限が厳しい
このお家もプライベートバスがあったのですが、
入浴は22時までの1日1回(15分)
といった決まりがありました。
友達と遊んでいて帰りが遅くなった時はお風呂に入れません。
しかも1回15分までなので長く入っているとマザーに「長いわよ」って指摘されます。
お風呂の時間を大切にする日本人からすると辛いですよね…
⑥お家がとても綺麗
マザーの綺麗好きに加え、リフォームしたばかりのようでとってもお家が綺麗でした。
自分のお部屋も広くてリビングでゆっくりテレビを見たりすることもできたので快適に過ごせました
【3軒目】
![カナダ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/364.png)
感想 ★★★★★ (星5つ)
①入り口は共用
こちらのお家も入り口は共用でしたがアラームは付いておらず日本と同じような鍵のみ。
②朝ごはんは自分で準備
シリアルかパンだったのですが、それに加えいつもマザーの手作りお菓子が用意されていて毎朝の楽しみでした。
シュークリームやマフィン、パウンドケーキなど、どれも美味しかったです。
③夕食はマザーと一緒に
私がここのお家に満足している大きな理由が夕食です。
香港系なので日本と食文化がとても似ています。
ご飯がとても美味しいです。
そのうえ、日本の食卓に並ぶようにたくさんのおかずを出してくれます。
しかもこのマザーも私もおしゃべりが大好きでいつも話が盛り上がってしまい、夕食の時間も含め毎晩2時間くらいずっと話していました。
お互いの文化を知ることもできましたし、何と言ってもすごくいい英会話の練習になりました。
④洗濯は週に一回
やはりこれが一般的ですね。
このご家族は月曜日が洗濯の日で、マザーが全部やってくれました。
⑤お風呂の制限無し
こちらもまた珍しくお風呂の制限は何もありませんでした。
カナダでお風呂の時間に制限がある理由としてもちろん経済的なこともありますが、
寒い国ですのでお湯を使いすぎるとタンクに貯めてあるお湯がなくなってしまうからだそうです…
⑥お家がとても綺麗
とにかく広いし綺麗だしで何も文句はありませんでした。
1つ言うとしたら、トイレが二階にしかなかったので夜行きたくなった時は物音立てないようにするのに必死でした。笑
以上、私が経験したホームステイについて書きましたが、私のお友達の中には
・友達を家に呼んでいい
・マザーが休日どこかに連れていってくれる
・休日は朝ごはんを用意してくれる
などと待遇のいいファミリーもいますが、本当にごく少数です。
正直、ホームステイは几帳面な人や気を遣いやすい人、人に構われるのが嫌な人には向いていないです。
それはその人のパーソナリティ次第なので自分にあったプランを考えてみるのがいいと思います!
![](http://overseas.blogmura.com/canada/img/canada88_31.gif)
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