今日はバイトの後ネタ合わせをしました。

 バイトでは、なんか気分がよかったのでドデカミンを持って行ったのですが、その甲斐あってか元気に働けました。みんなドデカミン飲むの恥ずかしいでしょうけど、ドデカミン飲んだ方がいいですよ。
 ドデカミンみたいにバカが嗜むものというイメージから恥ずかしくなっちゃうものはこの世にごまんと存在します。すっっっぱいグミとか早口すぎるラップの曲とか。こういうのはイメージによって選択肢から排除されてしまうことが多くありますが、受け入れてしまえば最高だったりもしますよね。
 しかしだ。節操なくそういったものばかり求め、奥まった部分に目を向けなくなってしまうことだけは避けたい。そうなってしまった市場は、グッと終わりに近づくと思います。グミは酸っぱければいいわけではないし、ラップは早ければいいというものではないのです。でも酸っぱかったら嬉しいし、早口ラップは中毒性がありますから。
 表面のみの心地よさと本質的な奥深さ。バランスよく付き合いたいですよね。

 バイトの後にネタ合わせをしました。議論は白熱に次ぐ白熱。大盛り上がりでした。

 山口のネタの考え方はかなり自分と真逆な部分があります。自分は面白い部分を絶対に伝わるように過度に分かりやすくしてしまう癖があるのですが、彼はむしろネタの贅肉を削ぎ落とすことが大好きです。自分の場合はその説明癖(変に自分なりの、説得力のあるロジックを建ててしまうからより厄介)から抜け出せず、いい設定が思いついてもがんじがらめで結局ボツになってしまうことが多々ありました。言い換えれば、組み立てた枠組みから発想を解き放つ能力が欠如しているんだと思います。嬉しい朝の時、自分がネタを書くにあたってどうしても天井を感じてしまった要素の一つがこの点です。ぼんやりと、周りのネタ書く側の人には見えてる世界が自分には見えていないと。
 そういう思考が回ると、結果的に自分が面白いと思った設定に対しても懐疑的になってしまいます。いやいや、俺に限って俺が思いついて面白いと思ったことが面白くないわけないんですが、しかしそういうマインドというのは必ず訪れます。
 そんな中、山口に何か設定案、その種も種ですが、言ってみると余計な部分を削ぎ落としてスリムで純粋な姿で返してくれるから非常にありがたい。なんか自分の子供がプロのスタイリストさんにコーディネートしてもらってカッコよくなって戻ってくるみたいで嬉しかったです。そういうテレビありましたよね。

 夜更かししすぎてる!やばい。

 おやすみなさい⭐