調子よく動いていたローバーミニですが、だいぶ久しぶりにトラブルが出てきました。

 

エンジンは掛かり、吹け上がりもするが、アイドリングはしない。一旦停止する度にエンジンが止まるので、さすがにどうにかしないと!と言う訳で、本日はメンテナンス!

 

原因は大体わかっています。

 

アイドリングしない理由ですが、単純に負圧信号をCPUが拾っていないのが原因です。

 

 

写真の赤い丸のうち、上の方にあるのがフューエルトラップというCPU負圧センサーに繋がっているホース2本の部品。左側はCPUへ右側はインテークマニホールドから負圧を取っています。直結すればというのもありますが、直結するとブローバイが直にCPU内に入ってしまったりするので、排水溝の”ねずみ返し”みたいな機構を持っているフューエルトラップが必要になります。

 

 

今回はフューエルトラップは問題なし。ついでに大きな赤丸のブローバイも清掃しましたが、わずかにオイル汚れがある程度でした。一番の原因はCPUへ続くホースの中に茶色いグミみたいなのが出てきました。最初は全然パーツクリーナーも貫通しないくらいだったので、おそらくこの詰まっていたのが原因の様です。いずれにせよ。本来はトラップの先には来ないものがホースの中まで来ているので、交換はしようと思います。

 

清掃後は軽くドライブ!

 

アイドリングも最初は初期学習で安定しませんが5㎞ほど走ると850rpmで安定しました。心なしかペダルオフ時のショックが緩和され、排ガス臭さも改善され、気持ち加速も良くなった気がするだけですね。

 

 

マイナートラブルというのがクラシックミニにはもれなく付いてきます。それでも1年くらいはほぼトラブルなしでオイル交換2回、グリスアップ2回、クーラント交換くらいしかしていないかな。

 

”やってもきりがない”という意見もありますが”やれば治せる”のは部品の供給のあるローバーミニだからこそですね。