”ホワイトレター”

 

それは白い手紙ではなく。タイヤに印字してあるメーカー名や、番号を白く塗装された状態の事を指します。よく間違うのが、ホワイトリボンという名称ですが、こちらはタイヤの全周にわっかの様にホワイトのラインが引いてあるタイヤのことです。旧いアメリカ車などが良く履いていますよね。クラシックミニの場合は、そもそもホワイトレタータイプのタイヤが無いので、自分で施工する以外の選択肢がありません。

 

そこで今回はローバーミニにホワイトレターを施工しようという事で、ジュンと息子にも手伝ってもらい家族みんなでやってみました。

 

やり方はとても簡単です。専用のペンを買って、印字に沿って色を塗るだけです。

 

 

 

今回使用したのは「SOFT99 タイヤマーカータッチカラー」で、僕が買ったときは860円でした。二人で効率よくやりたかったので、2本買いました。ペンタイプなので、ふたを閉めれば再度使えるので、余れば補修するのにも使えます。というかそもそもホワイトレター補修用のペンです。

 

早速塗ってみますが、まずは下処理から…

 

初期状態。昨日洗車したので綺麗になってるはず…ですが、塗料のノリを良くするために、パーツクリーナーで脱脂してからペンを立てました。準備したモノは以下の通りです。

1:脱脂用のパーツクリーナー

2:綺麗なウエスかキッチンペーパー

3:寝そべるくらいの段ボール

4:ペンの中身を時々出すための厚手ボール紙

 

タイヤに直接パーツクリーナをかけると飛び散ってボディについたら厄介なので、キッチンペーパーにパーツクリーナーを掛けてから、汚れと油をふき取ります。十分に乾いたら作業開始です!

 

 

1回目の塗りを終えたところですが、息子は小さい頃から慎重なので、はみ出さないように…と思って、やった結果。淵の部分には色が無かったりします。この時点で、全体的にタイヤの黒い部分が透けていますよね。

 

2回目に入るとペースがあがります。淵もきれいに塗ることができ、かつはみ出しもない状態で綺麗に塗れました。この時点でもまぁまぁ白さはありますが、それでもまだ部分的には透けているので、もう一段階という感じです。

 

3回目はどうでしょう?誰の目から見ても「たしかに白いね」というレベルでホワイトレターになったのではないかと思います。あとは1週間ほど使ってみて、落ち具合では再度施工してみようと思います。

 

しばらく乾かしてから、全体を撮ってみました。少し黄色く見えますが、太陽のせいです。実際にはかなり白いです。今回は、塗りやすい個所だけですので、大きな”ADVAN”のロゴの部分と、反対側にある”ADVAN 032R”の二か所にしました。

 

このホワイトレター仕様にするために165サイズを選んだのもあるし。032Rが履きたい故とも言えるのですが、タイヤを履かせて少しマッチョなイメージというか、可愛いだけのクラシックミニのイメージの中に、肉厚なタイヤにホワイトレターを入れる事でマッスルカーの力強い要素を入れたかったんだよね。

 

この後、ホワイトレターがどうなるかは数週間後のお楽しみですな。落ちない事を祈る!

 

 

<<<2021年11月13日更新>>>

 

その後、3週間ほど経過しましたが、現時点で変色と色落ちはありません。塗料自体の剥がれもありません。改めて2~3週間後に報告しようと思います。