翌朝、レースカーテンから入る朝の陽射しに私はゆっくり目覚めてきた。

ぼんやりとした意識の中に、体の違和感が重い。

まるで生理の始めのように感じる。

違うのは奥の方にある微かな鈍痛。

そんな中で モヤのかかる視界に入る人が私の額に優しくキスをした。

誰…… あ… そうだ、私……

「 亜湖、おはよ 」

「 伊吹…先輩… 」

私にキスをして抱きしめる温もりは心地いい。

私の思考回路がはっきりと起き、私の意識は恥ずかしさのフル回転。

私、先輩と… 伊吹先輩とっ……

やだ、どうしよっ どうしよっ!!

しちゃったの?

しちゃったんだよねっ?

だって めちゃ痛かったの覚えてるもん!

なんていうか……

あんなっ……

「 もう、先輩はダメだって言っただろ?亜湖ちゃん 」

「 そんな… じゃ、なんで伊吹…は、ちゃんづけするの?昨日は違ったのに… 」

「 昨日って?」

あ… あーっ!意地悪!!

わざと聞く伊吹に、赤い顔がさらに赤くなりそうで 私は伊吹の胸に顔を埋めると、気づいた。

私っ、裸!?

伊吹先輩もっ!?

いやぁ~ 見えるっ 見えちゃうっ

「 亜湖ちゃん、元気だね、いいよ?朝日の中でするのも新鮮 」

あ… うそ、違うっ

なんか 楽しそう?

「 あの、違うの!そうじゃなっ… あ…やっ…!!」

嬉しそうに、楽しそうに、笑みを見せてすぐに私の首に埋まる伊吹。

そうじゃないのに~

「 しないよ。体、辛いだろ?無理させたし、夢中になっちゃったからキツかっただろ 」

よしよしと、言いながら私の頭を撫でる伊吹の顔は優しい。

朝日の中で さらに増す伊吹がカッコよすぎて 目眩いで倒れても悔いはないかもしれない。