こんにちは
K課長です。
偽装賃契ってご存じでしょうか?
先日、関西地方のGさんと面談しました。
その方はフラット35を営業マンの強い勧めで悪用し不動産投資をしている方で、対応策などを話し合っていました。
まぁ、手口や経緯は大体みんな一緒なので今更驚きませんでしたが。。。
経緯や手口などフラット35の悪用がいかに危険でリスクが高いかは過去の記事をご覧ください。
関連資料一式に目を通し賃貸借契約書に目を通した際、異常に気がつきました。
それは、
賃料が異常に高い
という事です。
同条件の他の号室や近隣相場は75,000円程なのに対し、113,000円という賃料で契約されていました。
賃契が偽装されてるんじゃないかと感じました。
そのことを尋ねると、
やはり、決済数ヶ月後に退去し、再募集したとき、同値段では当然入居者は決まらず、
相場に落とす事に。。。
オーナーとしては収支が単純に30,000円以上悪化する形となりました。
Gさんは、知らなかった、と言って頭を抱えていましたが
でもこれは防げます。
そもそも、現況賃料はあくまでも現況に過ぎませんからね。
しっかり、今の相場と将来の相場を考えなくてはなりません。
賃料カンテイデータを取得すれば他の号室と比較する事も出来ますし、
相場からかけ離れている理由を裏付ける必要もあります。
恐らく、その賃契は業者が手配した架空の入居者で数ヶ月だけ契約し、実際に支払う。
入金も業者が補填してると思われます。
このケースで儲かるのは業者だけになる訳です。
現在Gさんは、自分が住んでいる賃貸物件を解約し、自ら購入物件に住み節約しています。
一連のスキームは
不動産投資の緊急事態とも言えるでしょう。
いつか破産者が増加し、機構が融資し証券化した不動産も破綻すると思います。
みなさん健全に投資しましょうね。
フォローしてくれたら記事書く元気がでます。笑
ではまた〜