※ このブログは、平成30(2018)年12月24日から「さくらのブログ」に掲載し続けている『逃病日記』の直近分をコピペしたものです。

 

 

(24.6.28.金)警報級の大雨

 娘が、また、愛猫「メロン」の写真をアプリ「みてね」にアップしてきた。

 先日も娘宅に行ったが、メロンちゃん、まだ、我々夫婦ふたりには慣れていなようで、なかなか近寄ってこない。すぐにソファーの下に入ってしまうが、猫じゃらしやチュールを見せると近づいていてきてくれた。

 写真は、孫のK君が保育園で作って、持って帰ってきた「七夕の笹飾り」に、興味津々のメロンちゃんのショット。

 

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(24.6.29.土)曇り時々晴れ

 今日は、夕方から高野川ウォーキングに出発。出来れば、日々、継続して運動を続けたいが、同じ身体の部位や筋肉を毎日続けて使わない方がいいんだろうと思って、ウォーキングとスイミングを一日おきに続けようと思っている。

 この時季、河川敷の道端や土手に咲いている野の花が目に付く。iPhoneで撮ると花の名前が表示されるのが面白い。今日の野の花は、  遠景と近景でダブっている同じ花もあるが  「ムラサキツメクサ」「ヒメジョオン」「ワルスナビ」「ヘラオオバコ」「ヒルザキツキミソウ」「オオキンケイギク」だそうだ。

 

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(24.6.30.日)雨のち曇り

 今日のヤクルト戦は、阪神ファンにとってはまさに悪夢のような展開だった。

 8回裏のヤクルトの攻撃が始まるまでに小刻みに点数を重ね、5対1でタイガースがリードの曲面、二番手の桐敷、三番手の漆原がそれぞれ先頭打者にファボールを与えて、いずれもそのランナーが絡んで得点を許し、さらに急遽つぎ込まれた岩崎までが打ち込まれて、8回裏の攻撃が終わった時点で6対5と逆転されてしまった。9回表にタイガースは同点に追いつくチャンスがあったにもかかわらず、ピンチランナーの植田が無謀な走塁で本塁で憤死になりあえなくゲームセット。

 大逆転の敗戦のショックからか、岡田監督は8回裏のピッチャー交代時の準備不足を招いた投手コーチと、9回の無謀な走塁を指示した三塁走塁コーチをボロクソに非難したが、やはり“公開処刑”はあかんだろう。両コーチ陣にそれぞれ非はあったと思うが、個々に呼んで指導すればよかったんじゃないのか。

 ようやく攻撃陣が上向き加減になってきた矢先だったのに、阪神タイガースの連覇の夢はこの試合の監督の対応で消え去ってしまった気がする。なんやかんやとコーチや選手を非難しているが、近本選手を四番に据えてバッティングの調子を狂わせたのも、役立たずのミエセスをいつまでも一軍に置いていたのも、球威がなくコントロールでかわすピッチングスタイルがクローザーに不向きにもかかわらず岩崎をクローザーに据え続けたのも、前川を常用せずにノイジーなんて選手を使い続けたのも、すべて岡田監督の責任だったんじゃないのか。

 岡田監督が「裸の王様」状態になりつつあるような気がしないでもない。

 

【今日の読書493※書名頭の数字は当方のブログ『読書リスト』の数字

①-21『吉本隆明代表詩選』

①-25『心的現象論序説』

②-44『明治大正史 下』

③-56『人間の由来(上)』

③-57『すごい物理学入門』

④-9『小林秀雄全集7/歴史と文学・無常ということ』

⑥-25 『文庫の読書』

⑦-94『S・フィッツジェラルド・ブック』

⑦-95『アメリカン・スクール』

⑨-6『夢・アフォリズム・詩』

⑩-39『プルーストを読む生活』

⑩-44『自炊者になるための26週』

⑪-9『色川武大・麻田哲也エッセイズ1』

⑫-30『小説作法』

⑬-11『こころ』(Kindle)

コメント:今回も、③-55『ありえない138億年史』から、私が印象に残ってマーカーを引いた箇所を引用しておく。

p.234-235「始生代と原生代にわたるこの長い孵化期のどこかで、注目に値する出来事が起き、私たち人間の体を構成する細胞が生まれた。それが、真正細菌や古細菌に次ぐ第三の大きな生命区分となる真核生物である。この生物は、それまで二種に分かれていた細菌が、一緒に生きれば都合がいいことに気づいたことから誕生した。内部共生という形で、一方が他方の中に入り込んだのである。この共生で、本体となった側の細菌は、真核生物の主用部分(DNAのある核など)となり、入り込んだ側の細菌は、真核生物のミトコンドリアとなった。ミトコンドリアは、細胞活動を推進するエネルギー処理を行う器官である。」

p.280-281「私たちの祖先はどのようなルートをたどって世界中に散らばっていったのか(中略)ヒトの化石はあまりにも数が少なすぎる。石器やほかの遺物も、化石よりは多いものの、さほど役には立たない。しかし驚異的な科学の進歩のおかげで、DNAの情報を使えば、移動の時期や経路を解明できることがわかってきた。(中略)DNAを調べれば、種相互の関係がわかる。それぞれの種が生命の系統のどこに当てはまるのか、近隣の種からいつごろ分岐したのかといったことを知りたければ、異なる生物種の間で、遺伝情報全体あるいはその大部分を比較すればいい。だが、DNAを利用してヒトの移動経路を追跡するとなると、事情が異なってくる。私たちはみな同じ種であり、個人間の遺伝子の差異はわずかしかないからだ。さらに事情を複雑にしているのは、私たち一人ひとりが、遺伝的組み換えを通じて両方の親から遺伝子を受け継いでいるということだ。そのため、遺伝情報の中のわずかな差異が、絶えず変わっていく。」

p.281-282「両親の遺伝子が混じり合うことによって生まれた差異と、移動の間に蓄積された差異とを、どう区別すればいいのか。この問題を解決する方法が二つある。私たちの細胞には、世代を経ても組み換えられることのないDNAが二つあるからだ。その一つは、生命の歴史の初期に内部共生という形で細胞の中に入り込んだ、ミトコンドリアのDNAである。ミトコンドリアDNAは、細胞の核の中にあるDNAとは別に、次の世代へ引き継がれていく。その際、母親のものが引き継がれるため、どの子も、生殖時に何らかの変異がない限り、母親とまったく同じミトコンドリアDNAを持つ。父親はこれに対して何の影響も及ぼさない。もう一つは、Y染色体のDNAである。Y染色体は男子だけが持っており、母親からは何の影響も受けない。このDNAもまた、変異が起こる場合を除き、同じ状態を維持したまま次の世代の男性へと引き継がれていく。女性はY染色体を持たないため、自分の男性の祖先のDNA構成を知ることはできないが、兄弟や父方の伯父・叔父がいればそこから読み取れる。」

 

今日の映画493】※データは『映画.COM』のサイト等から入手

邦題:『点と線(U-NEXTで視聴)

原題:The Dead End

製作年:1958年

製作国:日本

監督:小林恒夫

出演:南廣/山形勲/高峰三枝子/加藤嘉

ストーリー:博多郊外にある香椎の海岸で一組の男女の心中遺体が発見される。とある省庁の佐山課長補佐と料理割烹の女中のお時だった。所轄の鳥飼刑事(加藤嘉)は二人の死に疑問を抱く。お時の同僚の八重子が、東京駅で二人を見かけたと証言。警視庁の三原刑事(南廣)は電車の運行表を調べ上げ、13番ホームから15番ホームを見渡せるのは、1日に4分間しかないことを突き止める。八重子の証言から省庁に出入りする安田(山形勲)という男が捜査線上に浮上するが、二人が死亡したその日、安田は出張で北海道へ行っていたことが分かったが・・・

コメント:評価は5点満点で、映画.COMは3.5、TSUTAYAは3.23、Filmarksは3.4で、私の評価は3.5とした。

 松本清張原作の『点と線』は、ビートたけし主演のテレビドラマが印象深く、何回か再放送されているが、映画化された作品は意外にも本作品だけだった。時刻表のわずかの空白を元に仕組まれたトリックを見破って行く過程は本作品の最大の見どころだが、いかんせんドラマに比べて時間枠が短いため、やや寸づまった感じになっている。まさに、清澄の作品では「昭和のドラマ」最たるものと言える。

 

【今日のジャズ493※データは『ジャズ資料館』のサイト等から入手

タイトル:Odyssey

アーティスト:Terje Rypdal

レーベル・品番:ECM・1067//・1068

録音年月日:1975.8.

曲名:①Darkness Falls/②Midnite/③Adagio/④Better Off Without You/⑤Over Birkerot/⑥Fare Well/Ballade

ミュージシャン:Terje Rypdal (g,tring nsemble,ss)/Torbjorn Sunde (tb)/Brynjulf Blix (org)/Svening Hovensjo (6&4 string Fender-b)/Svein Chriansen (ds)

コメント:テリエ・リピダル (g)もECMを代表するひとりだ。彼が75年に残したこの作品は、これまでの中で最高傑作と多くの人が呼ぶ。クラシックの影響を受けたリピダルだが、ここでは思いのほかロック的なプレイを聴かせる。それでいてECMならではの静寂な響きも随所で認められる。そこが音楽の厚みに繋がった。(『レーベルで聴くジャズ名盤1374』から引用)

<YouTubeライブ映像>

Terje Rypdal Odyssey, Molde International Jazz Festival, Norway, 29 July 1975

Terje Rypdal Group, NRK TV-Special Live in studio (1978)

Terje Rypdal Conspiracy February 29, 2020 - Part 1 of 3 Live in Oslo Norway