玄関の灯りと400円の合い鍵駅から車に乗って、家路を急ぐ。暖房が壊れているmove、最近なんだかさみしそう。家の手前の、小さく急なのぼり道。ライトで照らせれたピンクの花が右のボンネットをかすりながら、庭へと登る。ちょっとしぶりながらひかえめに玄関の灯りがともるのが右眼の視界に静かにはいって、今日もありがとうと思いながら、ただいまが口からこぼれ落ちる。朝なくした合い鍵。とっさに報告した雑なメール。机に置かれた真新しい銀色の鍵。毎日が続いてゆく。続けていく。