良かったドラマ
アンメット
脳外科医が
交通事故により
記憶が1日しか持たない
脳外科医になった
知識や古い友人のことは
覚えてる
でも数年のエピソードが
消えている
毎朝起きるたび
自分の日記を読んで
毎朝病院に
出勤する
こんなこと
本当にできるのか？
毎朝起きて
日記を読んで
理解する
高齢者の認知症と
違い
日記を読んで
理解することが
できるんだなと
毎回日記を読んで
感情とか
どうなんだろうとか
とても興味深いドラマでした
何より俳優さんたちが
素晴らしかった
高齢者の記憶は
これとはちょっと違う
このドラマのように
ノートや手帳に
色々と書き込んでる方は
たくさん見てきた
でも、書いてあることが
信じられないし
理解できない
そういうことのほうが多い
わけがわからなくて
混乱する
メモはまったく役にたたない
そういう人たちを
たくさん見てきた
高齢者の
認知症の場合
まだ初期なら
メモも確認できるかも
ですが
認知症ということが
理解できない
受け入れられない
だから
不安からもっとおかしくなる
私が出会う高齢者
物忘れの次の段階
知能の低下もある
たとえば
家族が書いたメモ
リモコンはここにあります
と
書かれていても
それを何回も読むだけで
理解できてない
これなに？リモコンここにあります
って書いてあるけど
私は電気のこととか
わかんないから
とか
言い始める
この季節
エアコンを家族が
つけっぱなしにすることが
多い
自動運転にして
リモコンを隠す
そのほうが
一人暮らしの
認知症には
熱中症予防になる
でも、エアコンが
嫌いだから
止めたいのよ！と
いいますが
そのリモコンここにあります
の張り紙見ても
理解できない
これは私もびっくりしました
読むだけで
理解してない
話題をそらせると
エアコンのことは
気にしなくなった
これで私が帰れば
またエアコンがついてることが
気になって仕方ないんだと
思います
このレベルの人が
一人暮らししてること
かなり危険ですね
最近他の認知症のかた
なんか
頭が空っぽになるのよ
と話される
何もやる気が起きないし
なんかぜんぶ忘れるみたい
頭がおかしいみたいよ
この状態は
まだ知能の低下までには
なってない
数年かけて
段々と壊れていく人
そういう人も
関わったことがある
認知症が10年とか
このケースは途中関わらない
期間がありましたが
また数年して訪問
したとき
前よりもっと
認知症が進んでいて
テレビの文字をすべて
読んでいたり
目の前のことだけ
気になること
目につくことだけ
喋ってる
でも、現実を生きてない
会話もほぼ
成り立たない
そういう人の
朝のデイの送り出し
を何年もやりました
今は関わってない
あの人生きてるのかな？
ご家族は
ほぼ関わらない
同居の人はいますが
ヘルパーとデイサービスに
任せる
家の環境も
ひどかったです
この前
ある利用者さんのお宅で
アメリカから
息子さんが帰宅していました
アメリカでは
介護ってどうなんですか？
と聞いたら
あまり詳しくないけど
アメリカでは
家に対しての固執は
ないから
60歳とかになると
高齢の人だけが
住む街があるから
そういうところに
引っ越して
便利なサービスを受けることが
多い
それは
お金がある人だけでなく
それほどお金がなくても
アメリカは日本ほど
家が高くないから
そういうところに住む
という話を聞いた
アメリカらしい
合理的！と思いました
日本人は
自分の文字を地域とか
不動産に、こだわりますよね
訪問ヘルパーしていて
高齢者がある場所に
集まって住んでいたら
本当に助かるし
やりやすいと思います