meijiが作った、きのこの山たけのこの里
その2つのお菓子のどちらが美味しいか、日本人はそんな些細なことで永きにわたって争ってきた。




キゲンさんはどっち?…と、よく聞かれるが、答えは…正直言って、「どっちも好き」。
キゲンさんはきのこ派でもたけのこ派でもない、傍観者だからね。


ただ、この2つの菓子を食べる時のこだわりはある。
そのこだわりというのが、「合わせる飲み物」だ。


たけのこの里は、チョコレートとクッキーの相性が楽しめる一品だ。
確かにたけのこの里にあるクッキーは美味い。
でも、クッキーは口の中の水分を持っていかれる。



そこで飲むのが、炭酸飲料だ。
特にコーラとたけのこの里の相性は究極と言えよう。シュワっとした飲みごたえが、クッキーで失った水分を補充しつつ、チョコレートの甘さと支え合っている。
甘いもの同士だと喧嘩はしてどちらかが甘く感じなくなることが多いが、この組み合わせはどちらとも甘く感じられる希少なケースだ。



きのこの里は、チョコレートとクラッカーっぽいビスケットの組み合わせが楽しめる。
そして、クラッカーやビスケットのようなカリッサクッとした食感には……


果汁系がよく合う。
特にオレンジジュースのような柑橘系の飲み物と合わせると最高だ。
今回はDoleのオレンジジュースと合わせたが、成城石井で売られている果汁系ドリンクに合わせると尚美味しい。
フルーティーな味わいと合わせてカジュアルに楽しみたいのならきのこの山が至高だろう。


キゲンさん的には、この二者の争いは、『赤ワインと白ワイン、どちらが美味いか?』という話に近いものだと思っている。
白身魚やフライには白ワイン、赤身肉や煮込みには赤ワイン…と、それぞれで相性が良いものがある。
それと同じだ。きのこにもたけのこにそれぞれの良さがある。

いつかそれが分かり合える日が来るのを信じて、キゲンさんは「傍観者」として見守っていよう。