詩作。





手紙



こういうとき、どうしてたっけ
もう会えないあなたに手紙を書いてた気がする

いつでも会いたいけど
今の"二人"で生きてるうちはきっと会えない

ずっと未来になら逢えるかも知れない
少しだけ祈って
心のなかのあなたにつづる


毎日少しずつ傷ついて
やりすごして
自分のためにも笑えないときの
虚しいわたしの灰色が
あなたには絶対届きませんように
泣きやませながら
便箋を汚す


拝啓
歩き方を忘れそうです。
つらいって言っていいですか。






虚しいときって、
どうしたらいいのかいまだに分からないな。