こんばんわ。きょじおんです。
今日は無理のない先取りについてお話しします。
先取りというと「先取り学習」という言葉があります。これは主に勉強に対して使われると思いますが、世の中では悪いイメージを持たれている印象です。
対して、私は勉強に限らず先取りは大切であり、子どもの成長の本質だと考えています。
私の実体験を紹介します。
私は小学校1年生の終わりから地元の野球チームに入りました。いわゆるスポーツ少年団というものです。
現在も同じですが、スポーツ少年団にはチームレベルが存在し、Aチームが6年生以下、Bチームが5年生以下、Cチームが4年生以下の構成です。
私が所属したチームは決して人数が多いチームではなく、3年生の時、6年生が0人、5年生が9人、4年生が2人、3年生が8人でした。また、上級生の4年生や5年生でも決して野球が上手ではない子たちがいました。私もまだまだ上手ではありませんでしたが、未就学児からドッヂボールが大好きで、小学校低学年の間も休み時間はドッヂボールをやっていたので、ボールを強く投げることと取ることが人並み以上に出来ました。そうして、小学校3年生の春、チームの監督は私と同学年の子の2人をAチームとして試合に出してくれるようになったのです。以来、私は4年間Aチームで野球をすることになりました。
このことについては、上級生にもっと出場機会をあげるべきなどの議論が起こるかもしれません。それは一つの意見ですが、おかげさまで私にとっては、野球が自分のアイデンティティとなったのです。
これは私たちのチームだけで起こったことではなく、隣のチームにも、また隣のチームにも同じことが起きており、もっというと、どんな時どんなところでもこうしたことは普通にありふれているのです。4年生の時にAチームに出ていた選手たちは地域でもよく知られており、彼らは中学でも都道府県選抜チームの選手になったり、クラブチームで全国大会に出場したり、そして以降も目覚ましい活躍をしました。最前線で活躍する選手のほとんどは、幼少期から学年に縛られずに早くから高いレベルで経験を積んだように思います。学年や年齢に関係なく、上手い人や強い人と切磋琢磨できる環境は子どもを飛躍的に成長させます。私の小学校の時の野球チームでの経験は、まさに野球の先取り学習だったと言えます。
一方で、保育所や幼稚園、小学校、そしてそれ以降も、日本では同じ年度に産まれた子どもたちが同じ学年として同じ生活を送ります。だからこそ、学校のカリキュラムを無視して先取りすることが悪いように言われるのかもしれません。しかし、スポーツや芸術など、世の中には先取りが当たり前にあります。できることはできるだけ進めればいいのです。ただし、過度な負荷や無理によって子どもがそれを嫌いになるようなことは絶対に避けなくてはいけない。だから、無理のない先取りをすればいいのです。
こうした思いから、長男とは公園に行くたびに遊具遊びのほか、縄跳びやドッヂボール、サッカーに野球、バドミントンにフリスビー、バレーボールなど色々なことをして遊びます。エレクトーンも定常授業のカリキュラムに先行した曲にチャレンジしています。学校で初めてサッカーを知る、初めてドレミを知るのではなく、できる限り早い段階で色々な経験をするのです。勉強も同様です。学校で初めてをするのでは勉強をするのではなく、早い段階で読み書き計算も思考力も読み聞かせも読書も経験する。そして、できるを見つけたら好きなだけやればいいのです。
長男は以前ブログで紹介したルーティーンを今も毎日行っています。
習慣化は決して簡単ではなかったですが、今では私が何を言わなくても自分から取り組み、ワンダーボックスのthink thinkでレベル3をクリアし、ボーナスステージでランキング1位を取ると信じられないくらいの喜び方をします。算数検定の長さやかさの問題ができなかった翌日、もう一度取り組んで正解に辿り着いた時「気持ちいいー。やっぱ僕ってやればできるんだ」と達成感を噛み締めます。彼はできるを見つけ、自走を開始したのです。今から一桁の足し算に戻っても、それは退屈な日々になります。
小学校に上がったら、友達の紹介でスポーツを習いたいというかもしれません。それは是非行かせたいと思います。その上で私のようにスポーツでアイデンティティを見つけてくれたら最高です。
ただし、習い事はある種博打です。チームや、たまたまその年の指導者が学年至上主義である場合、子どもは上手や下手に関係なく学年相応のことだけやります。
その場合、子がその分野のある段階で適切な成長を遂げることは難しくなります。変な意味で学年集団主義になる懸念があります。
その意味では、自宅学習は我が子だけを見て、子の成長度合いに応じて進められる確実な方法です。一方、私は勉強の専門家ではありませんので、きっといつかはテキストだけでも理解できず、私が教えることもできなくなるタイミングがきます。子どもが自走できない、親もサポートできない。その時はじめて対面塾などプロに相談するでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。