中国の一般家庭の旧正月に参加してきました！

毎日応援クリックしていただけると嬉しいです↓
　　⇒　今何位？　＜人気ブログランキング＞

昨日は朝8時にマカオを出て、珠海にあるゲートを超えて、
広州と珠海の間にある順徳というところに行ってきました。
　
ここは、マカオの彼女の先祖が住んでいた場所で、
親戚がたくさん住んでいるので、
一緒に新年の祝いに行ったのです。
　
　
田舎だと聞いていたので、
古くて小さい建物だらけの田舎を想像していたのですが、
今は開発が著しく、大きなショッピングモールやオフィスビルや
銀行やホテルなどが立ち並んでいました。
　
また、家具問屋の街として栄えているようで、
大きな道沿いに数キロに渡って
巨大家具屋が並んでいるエリアもありました。
　
しかし、新しく開発されたエリアから、
少し裏に入っていくと、古くからある
情緒ある街並みの場所も残っていました。
　
　
順徳に到着後は、おじさんの家に行ったり、
いとこの家や店に行ったり、
祖父母が昔住んでいた家に行ったりしました。
　
私は旅行にはたくさん行ったのですが、
普通の家に行く機会は滅多にないので、
見るもの全部が珍しく、大変興味深い経験になりました。
　
また、今は廃墟みたいになっている祖父母の家は、
おそらく戦前からあるものなのですが、
随所に彫刻が施されており、過去の繁栄が伝わってきました。
　
ちなみに、文化大革命により、国民皆平等という大義名分のもと
財産を全て没収されてしまったため、
今はその建物は廃れ、親戚もバラバラになり
香港やマカオに移り住んだ人が多いようです。
　
香港やマカオに移り住むことが出来たというだけ、
当時にしては、かなりいいほうだったのでしょう。
　
　
ひととおり周った後は、香港やマカオに
移り住まなかったおじさんの家に行きました。
　
このおじさんは書道家なのですが、
仕事がらか自由な雰囲気があり、言葉は通じないのに、
なんとなく波長が合いました。
　
家は築100年経ってそうな古い建物なのですが、
おじさんがアーティストだからか、
おじさんの書いた書画や写真が飾られ、
いい雰囲気で居心地がとても良かったです。
　
　
夜は親戚50人くらいが集まる食事会で、
外国人の私は少し注目されるのかと思いきや、
ぜんぜん注目されず、みんな普通に食べて飲んでいました。
　
私はと言えば、子供と遊びつつ、
書道家のおじさんと一緒に白酒を飲んだりしました。
　
白酒は始めてだったのですが思いのほか美味しかったです。
　
　
というわけで、昨日は濃い1日だったのですが、
やっぱり外国人が行く場所と、外国人が行かない場所は違うし、
英語を話す国際派の人と、そうではない人は違うなと思った次第です。
　
私は50カ国以上旅してきたのですが、
行った場所は外国人向けの場所が多かったので、
今後はもっとローカルな旅にでも行こうかと思いました。
　
あと、今回は、見たこともない世界の、言葉も通じないおっちゃんが、
ファミリーとして接してくる感じだったので、
人生は何があるかわからず、面白いもんだと思いました。