2024年2月9日(金)10時〜
総務経済常任委員会
(1)所轄課報告事項
①ひらたない温泉あわびの湯の指定管理について【産業課】
②熊石漁港ふれあい広場整備事業について【産業課】
③ホタテ貝養殖施設適正配置事業の中止について【水産課】
④「醸造用ぶどう栽培状況」について【農林課】
⑤八雲町地域地熱開発ポテンシャル調査(桜野)野結果報告について【商工観光労政課】
⑥八雲町温暖化実行計画(区域施策編)(素案)について【商工観光労政課】
(2)協議事項
①一般会議について
報告事項
②熊石漁港ふれあい広場整備事業について
【事業目的】
熊石漁港ふれあい広場は、緑地公園・公衆トイレ・休憩所・ステージや遊具が整備され町民や漁港利用者の憩いの場となっている。
また、商工会夏祭りや産業まつりなど地域の行事等でも利用されており、昨年には「第29回あわびの里フェスティバル」がふれあい広場を会場にして初め て開催されたが、荒天のため足元が悪くなり来場者に不詳をかったところであった。
当該広場は排水性が悪く多少の雨でも地面が軟弱となるため、イベント開催時に影響がでるなど改善の要望もあることから、広場の舗装改修を行うも の。
【事業内容】
熊石漁港ふれあい広場舗装 5290㎡
③ホタテ貝養殖施設適正配置事業の中止について
落部漁協のホタテ養殖施設の一部が誤って森町海域に入っていることが確認されたため、両漁協の話し合いにより令和4年度に適正な位置へ配置し直すこと としていたが、作業台船の確保ができなく、令和5年度へ先送りしていた。
この間、両漁協及び地元漁業者の意見交換により、今後の利用方法について調整しているところである。そのため、町が支援するホタテ貝養殖施設の落部 海域への移設については中止することとした。
④「醸造用ぶどう栽培状況」について
成果の内容
令和5年度の醸造用ぶどうの生育状況は、期間を通して平年よりも気温が高く推移したことから、生育は平年よりも早く進み、土壌改善や施肥
の合理化、病害虫防除の効率化等、栽培管理技術の改善を進めた結果、樹勢の回復が図られた。果汁濃度は、わらび野地区、上の湯地区どちらも成熟に伴 い増加し、完熟期には21.7%に達した。収穫したぶどうは、民間ワイナリーに醸造を依頼し、試作ワインを製造した。
上の湯地区では、令和3年度に鹿の食害にあった苗木で、頂芽部分の枯死がみられたことから、令和5年度に58本の捕植を実施した。
今後、収穫や品種適性など、多くの知見を得るなかで、総合的に品種特性を見極め、適正品種の選定や産地ブランドとして育成していく必要がある。ま た、試験醸造によるワインの評価を交え、今後も継続的に試験を実施、検証していく。
栽培適域の拡大
気候変動により日本の平均気温は少しずつ上昇してきている。これで、北海道では低温のために栽培が難しいとされていたシャルドネなどの欧州系醸造 用ぶどうの栽培も盛んになってきており、八雲町にも栽培適域が拡大してきている。
現在
わらびの地区 ヤマソービニオン 令和3年度〜
上の湯地区 ヤマソービニオン 令和3年度〜
新規ぶどう栽培計画
三杉町 シャルドネ 令和6年度〜 段階的に他の品種、苗木の本数も増やしていく、栽培計画をしている。
不明な点、ご質問などありましたら連絡いただけたらと思います。
どうぞよろしくお願い致します
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